季節は急に進んで秋の気配が訪れました。
もう先月のことになってしまいましたが…、とうとう流行病に感染してしまいました。
コロナ禍になったのは日本では2020年からです。
何度も感染拡大するたびにビクビクしながらもなんとか凌いできたのに…。
予防接種は4回、今でも外出時はマスクをしているのですが感染したのです。
夫婦で新型コロナに感染してしまいました
最初は喉の違和感
私の症状は最初に喉の違和感がありました。
持病にアトピー咳嗽があるので、季節の変わり目で悪化したのかな?と思い、その日はうがいを多めにして就寝しました。
翌朝、治っていないどころか、体がだるい…。
その日は人と会う約束をしていました。
東京から来るリベ都市の友達、リベ友さんで、多忙な方なのでなかなか会えないのです。
会いたい、でも万が一のことがあるかもしれない、と思い、勇気を出して朝イチでキャンセルをさせてもらいました。
翌日には何ヶ月も前から楽しみにしていた大規模オフ会があります。
ひらパーオフ会です。
チケットを忘れないよう、数日前からカバンに入れていました。
朝の時点では熱がなかったので、なんとか治って欲しいと朝の一通りの家事を終えてから8時にはベットで横になりました。
10時半頃に目が覚めたので、嫌な予感がして熱を測ると37.3度😭
ああ、もう明日はきっと参加できない…と覚悟を決めて、一緒に行く予定だったリベ友さんに連絡をしました。
とにかく安静にしようと、ご飯を食べる気力もなくひたすら寝ていました。
15時頃には38.3度まで上がってしまい、ああ、やはりこれは…と絶望的になりました。
夫に連絡をし、またひたすら寝るしかなく、宅急便が来ようとも出れるはずもなく、とにかく寝ていました。
夫が帰宅した19時頃には38.5度まで上がっていたので、検査キットで検査をしてみることにしました。
結果は陰性だったので、少しほっとして、インフルエンザなのだろうと思いました。
でも、その時点でインフルエンザと症状は違うことがわかっていました。
私はコロナに感染するわけにはいかない…
夫は重症化リスクが3つもある人なのです。
その夜はとうとう39度まで到達し、水分をほんの少し取るのがやっとでした。
翌日、発熱外来へ
インフルだったらタミフルという有効な薬があるので、発熱外来をしようと思いました。
朝イチでかかりつけ医に電話をしますがなかなか繋がりません。
鬼のようにリダイヤルをして、50回ほどでやっと繋がり予約が取れました。
発熱外来は午前の診察が終わってからと決まっています。
自宅で待っている間に検索をしていたら、「今の時期の発熱はほとんどコロナ」という記事を見つけました。
検査キットでは陰性だったけれど、やっぱりコロナなのかな😨
発熱外来の時間が来たので熱でフラフラの中、車を運転してかかりつけ病院へ向かいました。
診察を終え、インフルとコロナの両方の検査をすることになりました。
10分ほどで結果が出て再度診察室へ入りました。
🧑⚕️「ここにA・B・Sとありますが、AとBだったらインフルエンザ、SだったらSARSでコロナなので、コロナ陽性ですね」
ああっ…やはりそうでした…
とうとうかかってしまいました😭
コロナなので特効薬はないのだと思い込んでいたら、シオノギの抗ウイルス薬のゾコーバが処方されました。
えっ!私にも処方してもらえるんだ!というちょっと驚きの方が大きかったです。
私の持病のアトピー咳嗽は喘息ではないので重症化リスクがないということで、ゾコーバの処方です。
説明書にサインをし、医院での会計を終えて隣の調剤薬局に行きました。
ゾーバって、確か薬価が高額だったような…。
ドキドキしながら会計を待ちましたが、金額は770円でした。
領収書をちらっとみると、5万いくらという金額が見えたのですが…
負担割0割となっていました。
今は公費で全額負担だったのです。
その他の薬、葛根湯やトラネキサム酸、フスタゾールの負担額が770円でした。
ゾコーバを服用すると、数時間後には熱が下がりました。
最初は吐き気がしましたが、その後は特に副作用もなく過ごせました。
その後隔離期間の5日間を終えたので、やっと通常通りの生活に戻りました。
私が寝込んだ正味4日間の食費は…ほとんど夫と次男の2人分で18000円もかかってしました😱
文句は言えません。
体調不良で寝込んだのは私の責任です。
主婦が寝込むとお金がかかる…悲しい現実を見ました。
ほっとした頃に夫が感染
隔離期間後、本来は10日間は注意しないといけません。
もちろん外出時はマスクをしたり、仕事もたまたま入っていなかったので出勤もしませんでした。
家の中では最初の2日間はマスクをしていましたが、もういいかな?と思って外していたのです。
ちょうどその10日間が終わるころの金曜日、夫が帰宅した時にうがいを念入りにしていました。
喉に違和感があると言います😨
まさか…うつってしまったのかな…
すぐに夫に隔離部屋にうつってもらいました。
翌日、とうとう発熱したのですがその日は微熱程度。
コロナではないのかな?と思っていたのですが、さらにその次の日、38度まで熱が上がってしまいました😱
ああ、とうとううつってしまった…
重症化リスクが3つもある夫。
隔離部屋で過ごしていてもしものことがあったらどうしよう。
高熱が出ても食欲だけは落ちない夫は、食欲があまりありません。
何かおかしなことがあったらすぐに知らせてと伝えて、その日は就寝しました。
月曜日、夫も発熱外来をすることになり、鬼のように電話をして予約が取れたようです。
結果はやはりコロナ陽性でした。
夫も抗ウイルス薬をもらってきたのですが、支払額が違いました。
10月から負担額が増えて、9000円になっていました😵
そして、重症化リスク3つの夫に処方されたのはゾコーバなく、パキロピッドパックという抗ウイルス薬でした。
薬価が恐ろしいほど高いので、9000円でもまだ安い方です。
この薬はかなりクセがあるようで、ひどい胸焼けがするようでしたが、熱はすぐに下がって食欲も戻りました。
重症化リスクが3つもある夫のコロナ感染に、とても申し訳ない気持ちになりましたが私からうつったのかどうかは微妙な時期だったようです。
どちらにしても、私の看病生活で疲れていたところに免疫力が低下していたのだと思います。
入院することもなく治ったので、本当によかったです。
私はひどい咳が残ってしまった
夫は喘息が出たものの、後遺症は特になさそうです。
私はアトピー咳嗽が悪化したのか、少し痰がらみの咳が止まらなくなりました。
咳止めは全く効かないし、吸入してもあまり効果がありません。
2日間、仕事中に大発作が出てしまいました。
激しい咳が止まらなくなり、呼吸するのも苦しいほどでした。
ちょうど昼休みだったのでよかったのですが、レジ業務や接客の時はとても困ります。
薬の補充をしているときに、思いつきました。
「麦門冬湯を試してみよう!」
少量タイプは売り切れだったのですが、錠剤タイプは在庫がありました。
私は粉薬は大嫌いで飲めないので、錠剤タイプ一択です。
購入して早速飲んでみました。
完全に咳が止まることはないのですが、大発作はなくなりました。
処方された咳止め薬よりは効いている感覚です。
このまま治らなかったらかかりつけ医に受診しようと思いますが、もう少し服用して様子をみたいと思います。
まとめ
コロナ禍になって3年が過ぎ、ウイルスがだいぶん弱毒化したのかな?と思いました。
年末に次男が感染した時は、唾を飲み込むのも痛いほど、とても喉が痛かったようです。
私たちは喉の痛みはほとんどなく、高熱と体のだるさが強かったです。
マスクをしていても、手洗いうがいを徹底しなければ感染してしまうということが身にしみた出来事でした。