訪問看護が合併して３箇所から１箇所になった事業所。
いよいよ空中分解が起こってしまいます。
これはいつか起こることだったのでしょう。
トップがしっかり管理できていないのだから…
女性ばかりの職場
空中分解
訪問看護事業所のライバル業者がどんどん増えていき、利用者がなかなか増えない状態が続きました。
経営のために24時間加算を取って、サービス向上していくしかないと考えた当時の所長さん。
話し合いの会議をしましたが、怒号が飛び交う羽目に。
経営状態なんてどうでもいい人たちと、赤字を心配している人たちがバトルになりました。
やりたい放題がまかり通る会社でうまく話し合いがいくわけもなく…
揉めに揉めて24時間加算は取らないことに。
責任を取って辞めると言い出した所長さん。一緒に所長さんを支えてきた1人の看護師さん、経営難を心配して辞めるといった他2人の看護師さん。
7人中4人が辞めることになりました…。
もう異常事態です。
反対派のトップが所長になったのですが、結局1年後に24時間加算を取ることになりました。
なんじゃそりゃ…。
あの時揉めたのはなんだったのだろうと思いました。
まずは資格取得
50代が近づいてきた私は転職するにも事務職は難しいと思っていました。
ヘルパーの仕事はヘルニアがあるので最終手段だと思っていました。
何か資格を取ろうと検索して行き着いたのが登録販売者。
一発合格したものの、合格しただけで転職するなら自分から就活するしかない。
なかなか勇気が持てず、どんどん月日は流れていきました。
仲良しのケアマネが退職
定年を迎えたケアマネの後任で新しいケアマネが入社してきました。
年齢は私と1歳差。子供の年齢も同じですぐに仲良くなりました。
価値観が同じで、昼休みが楽しくなりました。
ちょうどコロナ禍に差し掛かった頃、Aちゃんがどうぶつの森を始めました。
私も子供たちが小さい頃は一緒にゲームをしていたのでやってみたくなり、Switch lightとどうぶつの森を購入して、昼休みに一緒にゲームをするようになりました。
学生時代のようにはしゃいで楽しかったなあ。
そのうちオーバークックもやるようになり、ますますどハマりしました笑
チームプレイが大切なオーバークック。
阿吽の呼吸で高得点を叩き出していった時はストレス発散になりました。
そんな楽しい日も終わりの日が来ました。
Aちゃんのご主人が転職して東京に引っ越すことになったのです。
Aちゃんは退職しました。
あー、またつまらない日々が戻ってくる…。
重い腰を上げて、私も転職活動をしました。
医療事務とサ高住の介護事務への転職を失敗した私。
もう今の会社には退職の旨を伝えていました。
次が決まっていないのに今の会社を退職しなければならない…。
そんな時にAちゃんがこんな言葉を言ってくれました。
退路を断たれると頑張れるよ
心に沁みました。私のスイッチが入りました。
絶対に退職までに次の就職先を見つけてみせる！
そして今のドラッグストアに就職が決まりました。
人間関係から解放
訪問看護の方も揉めていましたが、居宅の方も人間関係は荒れていました。
64歳のケアマネがやりたい放題。
仕事中にネットで買い物、旅行の予約、お菓子を食べる、訪問にも行かない、雑談をする。
雨の日は送迎をさせられていたのですが、私用で銀行にも寄らされていました。
終身雇用で年齢が上がると同時に給料もアップ。
仕事をしない年配より仕事を頑張る若い人の方が遥かに給料が低い…。
3人目の統括管理者は女性で、こだわりが強く、ひいきもありました。
どんなに頑張っても時給は2年間で13円しか上がらない。
交通費も２キロ以内の人は無しという規定も作られ、少しずつ待遇は悪くなっていきました。
待遇は悪くなるのに雑用はどんどん押し付けられえる。
毎日家族に愚痴ってしまい、そのうち話も聞いてくれなくなりました(苦笑)
まとめ
パートなんだからいつでも辞めて違うところ探したら？
私が愚痴るたびに夫に言われました。
確かに正社員では、２週間で辞めて次は違うところというわけにはいかないでしょう。
夫の扶養であることに感謝しつつも、働ける限りはパートで働いていきたいと思っています。
