ぬいぐるみを目指して始めた100時間の勉強記録と、通信講座という選択肢についても語ります。
50代で久しぶりの勉強に挑戦した私は、「独学じゃ無理かも…」と何度も思いながらも試行錯誤を続け、ついに合格へ。
そのリアルな体験を振り返ります。
10年越しの挑戦!簿記3級を受けることにしたきっかけ
6月から、あるきっかけでゆる〜く簿記の勉強を始めました。
目標は11月末。とはいえ途中で中だるみしてしまい、本気になったのは9月から。
試験日を10月30日に決めてからは、登録販売者の試験以来の猛勉強モードに入りました。
実は、30代の頃から資格取得に興味があり、Amazonで中古の本を買ってはパラパラ見て満足し、そのまま放置…。
簿記3級については、10年前に新品のテキストを買ったのに「やっぱり無理そう」と諦めた過去があります。
夫も6〜7年前に受験したのですが、ほぼノー勉で不合格。
数字が得意な夫でも落ちたのだから、数字に弱い私にはやっぱり無理かも…と思っていました。
そんなとき、リベシティで「簿記祭り」が開催されているのを知りました。
🦁「11月末までに合格したら、限定ぬいぐるみをプレゼントやで〜!」
限定品に弱い私の心に火がつき(笑)、いい大人がぬいぐるみ目当てで簿記3級に挑戦することにしたのです。
総額99円!?YouTube×Kindle×問題集で独学スタート
最初に手をつけたのは、夫が2年前に購入して放置していた「TACのテキスト&問題集」。
でもDVD教材は準備や視聴のハードルが高くて、私には続けにくいと感じました。
そこで私は、まずYouTubeでの無料講義に頼ることに。
簿記といえば!選んだのは、ふくしままさゆき先生の簿記3級講座(全25回)。
全25回をまずは3周見ることにしました。
最初はよく理解できず、消化するように見ていたのですが、2週目からなんとなくわかるようになり、3周目にはやっと理解できるようになりました。
2周目まではただ動画を見て例題も頭で考えるのみだったのですが、3周目からはノートに書くようにすると理解力が深まりました。
4周目にはわからなかった部分をさらにもう一度みて、⑱のやさしめ70問と㉔の標準からやや難50問を2巡やりました。
Kindleのふくしま先生の電子書籍も購入したのですが、それが99円!
ちょうどその頃AmazonプライムセールでKindleの本体がセールだったので購入し、Kindle本での勉強も並行しました。
(kindle unlimitedにある時は0円です!)
仕訳をひたすらやって覚えるのが良いということで、紙の問題集と併用して仕訳を反復し、知識の定着を図りました。
そして途中からはスマホの簿記学習アプリも導入。

スキマ時間に手軽に取り組めるのが大きな魅力で、もっと早く使えばよかったと思ったほどです。
通勤の合間や料理中など、スキマ時間にゲーム感覚で取り組めたのが大きな魅力でした。
模擬試験とネット試験(CBT)の体験
そして、試験2週間前にようやく模試試験に手をつけられるまでになりました。
私はネット試験を選択したのですが、これも無料で模試が受けられるサイトがあるのです!

全部で8回分、2周実施。
それを終えたのは試験前日です。
不合格の回もありましたが、「いける!」という感覚をつかんで、本番に臨みました。
私は本番の試験はネット試験(CBT)を選びました。
受験料は3,300円+申込手数料550円と、ペーパーの統一試験より少し高めですが、
自分の好きな日程で受験できる/結果がすぐわかるというメリットが大きく、私には合っていました。
テストセンターへ行くのは初めてだったので、30分ほど早く家を出たのですが、迷わず到着できました。
早く到着しましたが、空いているので試験も早めに開始しても良いことになり、すぐに受けることにしました。
テストセンターでは、電卓・身分証・眼鏡のみ持ち込みOK。
A4用紙2枚とボールペンを貸してもらい、途中で紙が足りなくなったら追加も可能です。
テストセンターでは簿記だけではなく漢検など、別の試験を受けている方も一緒の部屋です。
少し緊張しましたが、集中して解くことができました。
時間が足りず、最後の5分は確実に取れる問題を見直しました。
2箇所ほど間違いを見つけたのでラスト3秒で修正し、終了。
73点で合格していました!
この解放感は何度味わっても爽快です。
💡補足:簿記3級の受験スタイルについて
- CBT(ネット試験)は、全国のテストセンターで随時受験が可能。
申し込みはWebから簡単にできます。 - 地域によっては従来型のペーパー試験(統一試験)も実施されていますが、
東京商工会議所ではCBT方式のみです。 - CBT方式は、直前まで勉強したい方や忙しい方にとって非常に便利な選択肢です。
- CBT方式の日商簿記3級試験は、受験日・会場の変更やキャンセルが「受験日の3日前」まで可能です。(例:受験日が10日の場合は7日まで)
通信講座という選択肢もあったかも?
簿記の勉強は理解するまでに時間がかかりましたが、理解できてからは楽しくなりました。
短期間で合格する方もたくさんおられるようですが、私は100時間くらいはかかったと思います。
登録販売者の勉強に比べたら暗記より理解する割合が多かったので、そこは年齢的にも楽だったように思います。
今回はほぼ無料の独学スタイルで合格しましたが、正直に言うと、何度も不安になったり、挫折しかけたりしました。
自分で計画を立てるのが苦手な方や、まとまった時間を取りにくい方には、最初から通信講座を選ぶというのも有力な選択肢だと思います。
例えば、クレアールのような講座は、
・スケジュール管理
・教材の質
・サポート体制
などがしっかりしており、「やり切る仕組み」が整っています。
✨ちなみに、クレアールでは現在キャンペーン中で、通常価格よりかなりお得に始められるチャンスです👇
コース名 | 一般価格 | 6月割引価格 | コース番号 |
---|---|---|---|
3級パック Web通信 | 16,000円 | 10,080円 | 272506101A |
▼詳しくはこちら
無料で資料請求もできるので、まずは内容を見てみるのもおすすめです。
入学金、教材費、消費税、送料込み
※価格は2025年6月時点の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。
まとめ:50代でも挑戦は遅くない
10年間「自分には無理」と思い込んでいた簿記3級。
でも、目標(ぬいぐるみ!)をきっかけに一歩を踏み出したことで、独学でも合格を掴むことができました。
勉強に時間はかかりましたが、理解が深まり、最後は「楽しい」とさえ思えるように。
50代からでも、「やってみたい」を形にできると実感しました。
この体験が、同じように迷っている誰かの背中をそっと押せたら嬉しいです。