ブラック企業を退職したあと、私は再び転職活動を始めました。
次こそ心穏やかに働ける職場を見つけようと探し続け、ようやく新しい仕事に就くことができました。
50代での転職は簡単ではありません。
働く時間や条件、そして「自分が無理なく働ける環境」を考えながら、掛け持ちという選択にたどり着きました。
この記事では、介護事務という新たな仕事に出会うまでの経緯と、今の働き方についてまとめています。
同じように悩む方のヒントになればうれしいです。
再出発した仕事は介護事務でした
転職活動はひたすら求人検索。でも希望の調剤事務は難しかった
仕事を探す時は、ひたすら求人検索をします。
ハローワークインターネットサービスとindeedがメインです。
今度こそ調剤事務の仕事を探して、ドラッグストアを辞めようと思い、調剤事務をメインに探しました。
条件がいいところは応募者多数ですぐに応募が締め切られ、ひどいところは連絡すら来なかったです。
やっぱり調剤事務は、ハードルが高いのかな…。
ドラッグストアの前職の介護事務も探すことにしました。
indeedで1日に何回も検索をしていると見つかるものですね。
居宅支援事業所の条件の良い求人を見つけました。
2日後にこんなメールが来ました。
🏢「応募者多数のため、お伺いしますが、何曜日にシフトに入れますか?」
少し迷いましたが、登録販売者の仕事はもう少し続けたいと思ったので、水曜日だけ都合が悪いと答えました。
2週間ほど放置されて、忘れた頃に再びメールが来たのですが、不採用でした。
面接すらしてもらえなかったです。
午前中9時から12時まで、週2回からだと若いママさん世代が応募に殺到するのでしょう。
私の自宅からはバイクで20分以上かかるので、近くの人を選んだのかもしれません。
訪問看護の事務に採用されました
コロナ明け、偶然見つけた求人で即採用。まさかの正社員打診に戸惑った話
就活中にコロナに感染してしまったので、数日間は検索すらできませんでした。
熱が下がって自宅待機期間が終わる2日前に検索活動を再開したら、見つけました!
午後から週2で4時間程度の介護事務です。
金曜日の夜だったので、月曜日には連絡が来るかな?と思っていたら、翌日の土曜日の朝にメールが来ました。
レスが早いところは好印象です。
お電話はいつ頃させていただきましょうか?との内容だったので、まだ病み上がりの声だったのもあり、月曜日にお願いをしました。
月曜日のお昼前に電話があり、まずは経験者かどうか聞かれました。
👩「訪問看護の事務は1年2ヶ月、居宅介護事業所は6年で介護事務は8年間していました」
と伝えると、とても喜ばれていました。
驚くことに、🏢「将来正社員になれますか?」と聞かれました。
この年齢で正社員になるつもりはないのですが、ないですとも言えず…
「突然のことで考えていませんでしたが、その時に打診していただいたら検討したいと思います」
とお答えしました。
将来的に事業拡大を考えているそうです。
「事務の者も面接に入って欲しいので都合をつけてまた連絡します」
と言われ、その日の夜にメールが来て木曜日に面接することになりました。
面接に伺うと最初の担当の男性はおらず、管理者の女性と事務の正社員の女性の対応でした。
30分ほどお話をしたのですが、なんと、即採用となりました。
即採用になったのは人生で2度目です。
1度目はガイドヘルパーの仕事でした。
2ヶ月ほどで辞めてしまったのですが、その事業所はその後も定期的に募集をしています。
辞めた理由は管理者がシフトをどんどん入れようとするので、掛け持ちがキツくなったからです。
即採用の会社、大丈夫かな…。
一抹の不安はありましたが、何度も就活をするのも精神的にも辛いのでお受けすることにしました。
1ヶ月働いて感じたこと
ブラック企業とは比べものにならない安心感。でも事務職ならではの孤独も感じた
闇会社と同じくらいの時間が過ぎました。
まず雇用契約書がどうなのか、目を凝らしてみましたが問題なかったです。
雇用期間の定めはなく、時給はドラッグストアよりも6円だけですが高いのと、交通費も一日1000円まで出るので赤字にはなりません。
闇会社よりも少し近いのですが、またまた電車通勤なのはデメリットかな…。
ちょうど休みの日に人身事故で電車が止まったことがあったので、いつか電車が止まって出勤できなかったり帰れないことがあるかもしれません。
それでも徒歩1時間で帰れる距離なので、なんとかなるとは思っています。
闇会社とは比べ物にならないほど良い企業だとは思うのですが、やっぱり色々と思うことはあります。
だいたい2週間働くとわかるというのが私の持論です。
ドラッグストアは辞めてやる!と思っていたのに、辞めたくなくなりました。
介護事務だけにしない理由は
・黙々と作業をするので孤独
・教えてくれる事務員さんが忙し過ぎて教え方が雑
・管理者さんと事務員さんのアサーションがNG(言い方が嫌味)
・他の従業員さんとも挨拶以外話すことはない
あんなに好きだった事務職ですが、ドラッグストアで勤務して2年が過ぎ、私は人と話すことが好きなのだと改めて実感しました。
事務職は楽な反面、楽しくはないのです。
とはいえ、ドラッグストアで前のように週3回働くことができないので、収入面で少なすぎる…
一番中途半端なことですが、しばらくは掛け持ちで働くことにしました。
まとめ|これからも掛け持ちを続ける理由
現時点では、登録販売者と介護事務の掛け持ちという働き方を選んでいます。
50代になり、理想の働き方と現実とのギャップを感じることもありますが、家族との時間を大切にしながら、無理のない働き方を続けていきたいと思っています。
今後も登録販売者の仕事を軸に、介護事務についても経験を積みながら、自分らしい働き方を探していきます。
このブログでは引き続き、登録販売者・介護事務に関することも発信していく予定です。
どうぞよろしくお願いいたします。
🔗【このシリーズはこちら】
▶ 【前編】50代で転職したけれど…ブラック企業に気づいたきっかけ