耳鳴りでお困りのお客様

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登録販売者のこと

昨日納品をしていると、メンテナンスに来ているメーカーさんに声をかけられました。

🙍‍♀️「あちらのお客様が漢方の場所をお探しです」

すぐにお客様の元へ行き、漢方薬コーナーへとご案内いたしました。

耳鳴りに効く漢方薬

七物降下湯

70代くらいの男性のお客様です。

👴「耳鳴りに効く漢方はどれですか?」

耳鳴りといえば、パッケージにデカデカと書いてあるのでこちらをご案内しました。

お客様は(この商品なら知っている)という雰囲気で、尋ねてこられました。

👴「これは高血圧に効く漢方ですか?血圧は正常なんやけど」

👩「そうですねぇ…耳鳴りと書いてございますので、耳鳴りに効くのだと思いますが…」

またもやあやふやな回答になってしまいました💦

お客様はご自分で探されたいようだったので、その場を離れました。

その後、レジ応援に入るとそのお客様が来られて、七物降下湯を購入されていかれました。

👩(七物降下湯で良かったのかなあ?耳鳴りがしているのだったら、病院受診されたほうが良いのでは?)

気になったので、帰ってから調べてみました。

耳鳴りの原因

耳の機能障害で耳鳴りが起こる時は、耳から振動として入ってくる音が耳の奥(内耳)で電気信号へと変換されて神経を通過して脳へと届くメカニズムのどこかで機能障害が起こると症状が現れるとされています。

ですが、耳鳴りの原因はさまざまで、明確に「コレだ」というものはなく、音が聞こえるメカニズムに影響を与える病気や要因には次のものがあります。

・突発性難聴
・メニエール病
・ストレス、疲労
・加齢
・高血圧、糖尿病
・うつ病や不安神経症
・自律神経失調症
・更年期障害
・薬の副作用(一部の抗生物質など)
・大きな音を耳元で聞く
・耳アカが溜まっている

EPARKくすりの窓口サイトさまより

やはり耳鳴りの原因を特定するのは難しそうです。

私も何度か、キーンキーンと言う耳鳴りを経験したことがあります。

そう言う時は飴をなめたり、耳を塞いでみたりしているうちに知らない間に治まってきていました。

突発性難聴はできるだけ早く受診するのが鍵だと聞きます。

友人の娘さんが突発性難聴になったようですが、友人がファンの芸能人の方が突発性難聴を患っており、症状が似ていたのですぐに受診したようで、処置が早かったので治りも早かったそうです。

原因は、社会人一年目によるストレスだったかな?と言うことでした。

メニエール病も辛いようですが、耳鳴りの原因と言っても、本当に様々なのですね。

耳鳴り・漢方薬で調べてみたら

耳鳴りの漢方薬と検索すると、苓桂朮甘湯や当帰芍薬散・八味地黄丸がヒットしました。

苓桂朮甘湯はふらつきやめまいの方用のイメージですが、体の水分循環が良くない時に耳鳴りやめまいが起こることがあるので、おすすめのようです。

当帰芍薬散は婦人科系の漢方薬のイメージですが、耳鳴りにも効果があると言われているようです。

この漢方薬は体、血や水のめぐりを良くすることで、むくみや冷えも改善させます。

小林製薬のナリピタンと言う市販薬が、耳鳴り・めまい・立ちくらみにと記載があり、内容は当帰芍薬散のようです。

八味地黄丸は夜間の頻尿でお困りの方に効くことで有名ですが、耳鳴りにも対応しているなんて意外でした。

漢方では、耳の異常は腎の衰えととらえ、腎の機能を高める漢方を用いることがあるそうです。

以前友人に、残尿感のような膀胱炎でもない、気持ち悪い感じの症状に効く薬を聞かれて、猪苓湯などをお勧めしたのですが、結局病院受診して、八味地黄丸を処方されて効果があったと言うことでした。

七物降下湯だけではなく、この三種類もご案内するべきでした💦

ああ、漢方は奥が深いです…。

結局、試してみないことにはわからないことが多そうです。

放置してはいけない耳鳴りがある

調べていくと、ちょっと怖いワードが出てきました。

放置してはいけない耳鳴りがある

脳卒中の前兆として現れる場合もあるようです。

その際は、その他の症状も伴うようですが…。

まとめ

やはり、市販薬や漢方薬を服用される場合の全てにおいてお伝えしなければならないのが、『症状が改善されなければ受診してくださいね』と言う言葉でした。

毎回失敗してしまう、ポンコツ登録販売者で反省しなければならない出来事でした。

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