40代後半で登録販売者試験に一発合格した私の勉強法

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登録販売者のこと

私が登録販売者試験に合格したのは、2019年です。

当時48歳だった私は、介護事務の仕事をしていました。

ケアマネージャーが圧倒的に足りていなかったので、資格を取らないか?と会社から言われたのですが、そもそも受験要件を持たしていませんでした。

何か有効に使える資格を検討していて、以前から興味のあった登録販売者をとることに決めました。

登録販売者試験に一発合格した勉強法

勉強時間の確保

まずは、登録販売者試験に合格するための勉強時間を検索してみました。

約300時間と書いてありました。

300時間の勉強時間を確保するために、試験日を調べて逆算しました。

私が住んでいる関西では、通年8月末に行われています。

1日2時間の勉強をしたとしても150日かかります。

平日に2時間の勉強時間を確保することは難しい時もあるので、半年前から勉強を始めようと決めました。

通信教育を選択

独学では何度も資格の勉強で失敗をしているので、本気でやるためにも通信教育を使おうと決めていました。

通信教育でもできるだけ金額が安いもの、一般教育訓練給付金対象の講座を探していると、三幸医療カレッジが一番私に合っていると思い、選択しました。

ちょうど1月末までに契約をすると割引のキャンペーンをやっていたので、1月末に契約をし、2月から勉強をスタートさせることにしました。

テキストを流し読みしてから動画を見る

登録販売者の試験は5章に分かれています。

薬局事務の経験があるとはいえ、市販薬はほとんど置いていない小さな個人薬局だったので聞いたこともない成分名だらけでした。

まずはテキストを流し読みしてからその章の動画を見ます。

意味がわからないところはもう一度動画を見て、テキストを読み返します。

動画では白板に大切なポイントを書いてくれるので、再生を止めてノートにメモをしていました。

勉強をする環境

我が家はリビングとダイニングが分かれているので、ダイニングで勉強をしました。

スマホは一切見ない今日はここまで勉強するという目標を立てました。

短期目標と長期目標のそれぞれの計画を立てて、勉強時間だけではなく範囲のノルマもこなすようにしました。

勉強できなかった時期

ちょうど登録販売者試験勉強を始めてから2ヶ月ほどして、夫の体調が悪くなりました。

普段は頭痛などほとんどない夫が、毎日のように頭痛がして、寝ている時にも目が覚めるようになりました。

2週間もその症状が続き、かかりつけ医を受診したら血液検査をすることになりました。

血液検査の結果が悪く、総合病院の紹介状をもらって受診した結果、免疫の病気であることが判明しました。

それは難病ですが難病指定には当てはまらず、今でも正式な病名はついていません。

とてもショックで、1週間ほどは勉強する気にはなれませんでした。

しかし、いつまでも後ろを向いているわけにはいかず、夫がもしも働けなくなった時のためにもこの資格は絶対合格してみせると、やる気に火がつきました。

理解できるようになると暗記へ

最初は内容の理解をするのにも少し苦労しました。

繰り返しの学習をしているうちに、やっと理解できるようになりました。

特に3章は範囲も広く、挫けそうになりながらも動画は2回見て、小テストも繰り返し解きました。

暗記するにも完璧に覚えることは難しいので、語尾の特徴を覚えるようにしました。

〇〇カインは局所麻酔成分、△△ミンや□□チンなどは抗ヒスタミン成分というふうに、だいたいの目安で紐づけて覚えました。

同じ過去問題を4回繰り返す

受験勉強で共通して言えることは『過去問を制す』ことではないでしょうか。

参考書を何冊もするよりは、一冊に絞ってやるのが良いという情報を見かけました。

それならばなるべく問題数の多い問題集を一冊購入して、繰り返しやろうと思いました。

試験までの2ヶ月間はひたすら過去問を繰り返し解きました。

そのうち問題文を覚えるほどになり、どこがひっかけなのかもポイントを抑えられるようになりました。

最後の2週間は、間違えた問題だけをひたすらとくという方法にしてみました。

間違えたら必ず解説を読み返して、間違えた問題をピックアップし、ノートにメモしました。

試験当日は自分ノートを試験前に見たり、不得意な部分だけを読み返したりするようにしました。

関西広域連合で1回のみ

登録販売者試験は各都道府県で行われていました。

私が受験した令和元年から、関西では奈良県以外の府県は統一されてしまいました。

近畿圏で2回は受けられると思っていたのに、予定が狂いました😵

受験料が高額なので、遠征してまで受けるのはもったいない。

是が非でも一発合格しなければ!と気合が入ったのですが、運も味方してくれて、その年の問題は良問ばかりで合格率も高く、無事に合格することができました。

まとめ

40代後半という年齢的にも記憶力が落ちてきているのに、一発合格できるのだろうか?と不安がありましたが、計画的に勉強をしたおかげで、無事に合格できました。

一日サボるとずっとサボりそうな気がして、どんなに時間がない日でも30分だけでも勉強をしました。

時間を作るのも大変でしたが、試験の後の達成感と合格がとても嬉しかったです。

年齢で諦めないことがチャンスを掴むきっかけになった私の実体験でした。

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