先月、関東地方までライブ鑑賞に行ってきました。
そこで偶然体験した、今後の仕事の方向性ももしかしたら変わるかもしれない出来事を書き留めておこうと思います。
ガイドヘルパーについて
以前担当させてもらった女性
私が仕事として経験があるのは、行動援護のガイドヘルパーです。
軽い知的障害の女性の、余暇活動の付き添いでした。
ご自分でバスや電車に乗ることができて、買い物もできるので本当に見た目には分かりにくい方です。
当時19歳でしたが、高校生でした。
ご一緒している3時間前後、ずっとお話をしているのでひたすら傾聴します。
「すごいですね!」とか、「なるほど!」というように、同調したり、できる限りポジティブな会話を心がけていました。
お若いので歩くのも早く、距離も長い時もあったので2万歩近く歩いたこともありました。
電車代やバス代は利用者様負担です。
私自身の昼食代や買い物した物は、私が実費で支払います。
19歳の女性はとにかくUFOキャッチャーが好きだったので、その日に行きたいショッピングモール内などのUFOキャッチャーがある場所に行っていました。
お金も、計算して使っているようでした。
高校の先生や友達の話、中学の同級生の話もよくしていました。
気分が落ち込むとパニックになることもあると聞いていましたが、私がガイドさせていただいた時は、そういったことはなかったです。
カラオケやボーリングに行くことも
私はカラオケにはご一緒させてもらったことはなかったのですが、慣れてくるとカラオケにも行っていたようです。
中には、宝くじを買いに行かれる方もいると聞きました。
余暇活動以外では、通学や通所で利用される方もいるようです。
利用時間が障害の等級で決まっているようで、月○時間まで可能ということのようです。
ガイドヘルパーだけでは成り立たない?
事業所としては、おそらくガイドヘルパーだけを請け負うことはないようです。
ホームヘルパーも、介護保険枠で利用できるようになっていることがほとんどだと思います。
実際私も、糖尿病から目が見えなくなってしまった60代の方の家事援助でお仕事をさせてもらったことがあります。
料理を作るのは緊張します。
焼きそば一つ作るにも、どんな野菜を使うかはその家庭それぞれです。
1回目は先輩ヘルパーさんに同行してもらい、2回目は一人で訪問しました。
1時間で要領よくすることはとても無理で、大幅に時間オーバーしてしまいました。
最後にバタバタとしてしまい、ガスの元栓を閉め忘れたことに気がついたのですが、後の祭りです。
火はもちろんちゃんと消していたのですが、気になりだしたら何も手につかなくなり😰
2回でそのお仕事は終了させてもらいました💦
白杖の方のガイド
友人と関東地方でライブ鑑賞を終え、ホテルに向かう電車に乗りました。
最寄り駅に着いた時、同じ車両から白杖を持った男性が一緒に降りました。
人が多く、歩きにくそうです。
エスカレーターの手前で立ち止まったので、思い切って声をかけてみました。
👩「お手伝いいたしましょうか?」
👨「ここは階段ですか?」
👩「エスカレーターですよ。あっ、エレベーターが少し向こうに見えますのでご案内しますね。」
男性は👨「肩に手を置かせてもらいますね」と言われ、私はゆっくりと一緒に歩きました。
同行援護の資格(視覚障害者の方の外出をサポートする資格)を取ってから一度も実践もしていない私。
5年以上前のことでしたが、なんとか思い出しながらガイドさせていただくことができました。
改札までお手伝いし、その後は点字ブロック上をゆっくりと歩いていかれました。
まとめ
同行援護の資格をとったとき、講師の人が言われていました。
国の予算?がなく、圧倒的にガイドが足りていないと…。
私がお手伝いさせていただいた方は、きっと慣れていたのでしょう。
それでも階段かエスカレーターかの場所は、位置がずれてしまっているようでした。
お仕事としてガイドをするには、全く未熟です。
登録販売者の仕事が、もう無理!となった時は、ボランティアからでもお手伝いさせていただいて、いつかはちゃんとガイドできるよう、お役に立てたら良いなと思いました。