50代・未経験でも、諦めなければ道は開ける。
この記事は、50代で未経験からドラッグストアに採用されるまでの記録です。
私が実感したのは、登録販売者として採用されたときでした。
登録販売者の資格は持っていたものの、実務経験はゼロ。
さらに50代という年齢から、なかなか一歩を踏み出せずにいました。
それでも「今のままでは変われない」と思い、思い切って転職活動をスタート。
結果として、6社の面接を経て、未経験から登録販売者として採用されることができました。
この体験談では、私が実際に体験した面接での失敗談や気づき、掛け持ちや収入調整で苦労したポイントなども含めて、リアルな転職活動の様子をお伝えします。
運が良かっただけではありません。
行動したからこそ、運を引き寄せることができた――今振り返って、そう感じています。
「50代だし未経験だし…」とあきらめかけている方の、背中を少しでも押せたらうれしいです。
登録販売者の資格はあるけど未経験…50代の私が動き出すまで
登録販売者の資格を取得したのは、50歳になる少し前のことでした。
「この資格を活かして働いてみたい」という気持ちはあったものの、すぐには動き出せませんでした。
年齢的な不安や、まったくの業界未経験という立場。
さらに当時は別の仕事をしており、なんとなくそのまま働き続けてしまったんです。
気づけば、あっという間に2年が経過。
せっかく頑張って取った資格も、履歴書に書くだけの「実績なし」状態のままになっていました。
でも、このままでいいのかな?
そんな気持ちが少しずつ大きくなって、ようやく私は動き出す決意をします。
👉【体験談】50代主婦の転職|パート採用されない?諦めかけた私が見つけた答え
50代で転職活動をして感じた「不安」や「立ち止まった気持ち」をまとめた記事です。
試験合格後空白の2年間
登録販売者試験合格後、2年間のブランクがありました。
当時勤めていた介護事務の仕事。
決してやりがいのある仕事とは言えないものでしたが、なかなか辞める勇気が持てませんでした。
理由
- 自宅から徒歩でも行ける距離
- 有給が時間休から取れる
- 賞与がパートでも年間2ヶ月分あり
- 新しい仕事を覚えるのが億劫
- 新しい人間関係を築くのも不安
主にこれらの理由から、2年間も躊躇してしまっていました。
介護事務を辞めるまでの経緯
介護事務の仕事を辞めようと思った大きな理由は二つです。
- 月にあと1万円の収入UPをしたい
- いつ事業所が閉鎖するか先行き不安定
月にあと1万の収入UP。
今思えば副業を始めたら良かったと思います。
そのころは掛け持ちでの仕事をすることしか頭になく、月に1万円の収入で抑えられる掛け持ちの仕事を見つけるのは至難の業でした。
障害者の方の移動援護の仕事をしていたのですが、人が足りておらず、シフトを増やすことを何度も依頼されてしまい、収入の調整が難しくなって退社してしまったんです。
苦肉の策で、介護事務のシフトを減らしてもらっての病院事務を掛け持ちしてみました。
そちらも結局は収入の調整も難しかったことと働き方に対する相違で、すぐに辞めてしまいました。
一旦減らした介護事務の仕事を元に戻してもらうような、都合のいいことが通るはずがありません。
キッパリと辞める決意をして、いよいよ登録販売者の資格を活かした仕事に就くことを決意しました。
転職を考え始めたとき、「早く決めなきゃ」と焦る気持ちになることもありました。
そんなときに、私があえてすぐに答えを出さなかった理由については、こちらの記事で書いています。
👉50代で転職した私が、すぐに答えを出さなかった理由|迷った時間は無駄じゃなかった
50代・未経験での転職活動|登録販売者として6社に応募
登録販売者の資格を活かして働こうと決めてから、私はすぐに求人を探し始めました。
けれど、思った以上に「未経験・50代」のハードルは高く、すんなり採用とはいきません。
実際に応募したのは6社。
面接に進めたものの、不採用が続いたり、自分から辞退したケースもありました。
そのなかで、どういう姿勢や回答が好印象だったのか、逆にどんな点で落とされたのか——
1社ずつの経験を振り返ることで、採用のポイントが少しずつ見えてきた気がします。
1社目:ドラッグストアでの早朝品出し
1社目は、開店前の早朝品出しの募集でした。
レジ業務がどうしてもトラウマで、実績だけを積めばなんとかなるのでは?という甘い考えからの応募でした。
その時面接をしてくれた店長が、
『登録販売者として働くことを考えているのなら、品出しでは経験を積めないのでは?』
と言ってくれたので、その場で辞退させていただきました。
今でもあの時の店長には感謝しています。
2社目:調剤事務+品出しのダブル業務
2社目は調剤事務の合間にドラッグストアでの品出しの仕事もありました。
調剤事務は少しだけ経験があるので、一石二鳥だと思っての応募でした。
しかし自宅から車で30分ほどかかる距離で、車通勤可と求人文にあったものの、車通勤をするには駐車場が狭く難しいと言われました。
車通勤可とあったのは、他の店舗での募集も同時にしており、同じフォーマットで書かれたものだったようでした。
車通勤を希望したためか、こちらは不採用に。
3社目:フルタイム前提の調剤事務
3社目の調剤事務は、フルタイムでの募集でした。
フルタイムは希望していなかったのですが、採用されたかったのでフルタイムでも可能だと伝えて、採用になった際はフルタイム勤務をするつもりでした。
まだ介護事務の勤務を継続中だったため、有休消化も換算すると最短でも3ヶ月先からしか勤務してもらえないと言われました。
それは週40時間以上、掛け持ちで仕事をしてしまう際は、どちらかの会社が割り増し分を支払わないといけないという理由からです。
後日、3社目も不採用通知が届きました。
4社目:時給一律のオープニング店舗
4社目は新店舗オープニングの募集でした。
こちらではマネージャーらしき方に面接をしていただいたのですが、時給が土日祝・夜・元旦なども全て一律だという説明を受けました。
👩(えっ?土日祝に元旦まで最低時給って…。そんな企業があることにびっくり)
そこでモチベーションが一気に落ちてしまい、そんな気持ちは伝わってしまうもので、不採用となりました。
5社目:夜勤務メインの女性店長面接
5社目も新店舗でしたが、オープンしてまもない時の募集でした。
主に夜の勤務の募集だったようで、こちらの店長は女性でしたが面接も雑で採用する気がないことがすぐに感じ取れました。
やはり不採用でしたが、驚きもショックも受けませんでした。
6社目:面接対策をして挑んだ本命店舗
面接を受け続けていても、対策をしなければ採用に至らないと思った私は、YouTubeで検索をし、面接対策をしました。
会社側の要望に全て応える返答、笑顔、ハキハキと話す、このお店で働きたいという気持ちを全面に伝えるよう努力しました。
面接後に『こちらのお店は店内も広く、お買い物しやすくて良いお店ですね』と、お伝えしたのを覚えています。
翌日に採用の電話をいただき、一般スタッフでの採用と思っていたら未経験の私でも登録販売者としての採用をしてもらえました。
後から聞いた話では、当時の店長が登録販売者のパートを採用したかったようです。
初代店長は登録販売者のパートはいらないという考えだったようで、運が良かったのだと思いました。
採用につながった3つのポイント
私が6社目に採用になったポイントを自己分析してみました。
1️⃣ 笑顔と落ち着いた受け答えで安心感を伝えた
登録販売者はお客様と向き合う仕事です。
面接では知識よりも「一緒に働きたい」と思ってもらえるように、明るさと清潔感を意識しました。
面接中は緊張しても笑顔を意識して、表情を絶やさないようにしました。
2️⃣ 「お店に貢献できること」を具体的に伝えた
「自宅から近くて長く続けられる」「シフトには柔軟に対応できる」など、
自分がその職場でどう役立てるかを具体的に話しました。
“年齢の不安”を打ち消すには、現実的な強みを言葉にすることが大切だと感じました。
3️⃣ チャンスを逃さず、諦めずに応募を続けた
正直、6社目までは落ち続けて心が折れそうでした。
でも「次こそは」と思って応募を重ねるうちに、
自分に合う職場と巡り会えたんです。
行動を止めなかったからこそ、運を引き寄せられたと今では思います。
こうして振り返ると、採用は“運”だけではありませんでした。
どんな形であれ、一歩踏み出してみることが何より大切だと実感しています。
無事に採用されてからは、登録販売者としての実務経験を積む日々が始まりました。
「1,920時間って実際どんなペース?」という方はこちらの記事も参考にどうぞ👇
👉【登録販売者の実務経験・従事時間】50代パートが1920時間を積み上げて感じたリアル
まとめ|採用につながった面接のコツとタイミング
50代、ドラッグストア勤務すら未経験だった私が、登録販売者として採用されるまでの経緯を振り返ってみました。
何社か面接を受けるうちに、自分の言葉で想いを伝えるコツや、事前にシミュレーションしておく大切さを実感。
そして何より、「登録販売者を採用したい」という店長のニーズと、私の行動タイミングがぴったり重なったことも大きかったと思います。
実は一度、登録販売者の求人サイトでスカウトを受けたこともありましたが、「未経験」と伝えた途端にお断りされてしまいました。
やはり未経験からのチャレンジは、登録サイト経由ではなかなか難しいのが現実かもしれません。
それでも、直接応募を続けていれば、きっとどこかに“ご縁のある職場”が見つかるはず。
年齢やブランクに臆せず、まずは一歩を踏み出してみることが何よりも大切だと、今は心から思います。
私のこの体験が、誰かの一歩のヒントになりますように。
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