社宅の世界①

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雑記

結婚してもうすぐ30年になる私たち。

17年前にマイホームを構えるまでは社宅暮らしでした。

社宅ってもう大変です(苦笑)

夫の上下関係が、妻にも反映されるのですから…💦

若干20代超前半に、私が経験した社宅の世界を書いてみたいと思います。

初めての社宅

先に夫が下見に

初めての社宅暮らしは京都府の北部でした。

行ったこともなければ聞いたこともない街に、私たちは住むことになりました。

結婚数ヶ月前にその地に転勤が決まった夫は、先に社宅見学に行きました。

4階建ての社宅には階段しかありません。

若かった夫は二段飛ばしで階段を登ったらしいのですが、のちに私はお姉さま方にこう言われました。

👩‍🦰「ご主人が社宅を下見に来たときに二段飛ばしで階段を登っていたって夫から聞いて、若い子が来るって噂になってたわよ〜」

怖っ😨そんなことまで噂になるんだ、社宅って…。

しかし、それはまだ序章に過ぎませんでした…。

畑の割り当て

田舎の社宅なので土地が広く、各世帯に畑の貸与がありました。

断るという選択肢はありません。

単身赴任者に限っては、他の世帯の人に権利を譲ると言う選択肢がありました。

例え作物を植えなくとも、草抜きは頻繁にしないといけないのです。

もしもそれを怠ったとしたら、

👩‍🦰「◯◯さんのところの畑の草の種がうちの畑に飛んできた」

と言う苦情が出ると聞きました。

もちろん社宅の中では夫が一番の下っ端です。

最初の頃は夫と二人で週末のたびに草抜きをしました。

せっかく草抜きをするのだから、何か収穫できるものを植えたくなりました。

超初心者でも植えられて、日常ですぐに使えそうな細ねぎやミニトマトを植えました。

私は2階に住んでいたのですが、ある朝ベランダに洗濯を干しに出ていると、

👩‍🦰「かおまえさーん、ねぎもらってもいい〜?」

と同じ2階に住んでいる2軒隣りの方がベランダ越しに叫んできました。

差し上げるのは全然構わないのですが、作物を植えても成長具合まで監視されている気分になり怖かったです😵

住んで半年も経つと、草抜きもちょっとおサボりする日もあります。

少し草が目立ってきた頃にこんなことを言われました。

👩‍🦰「かおまえさんのところの畑、盛り上がってるところあるじゃない?あそこは蛇の巣ができてるんじゃないかってみんな言ってたわよ」

蛇の巣とか😱

そんなに簡単にできるものなのでしょうか?

畑に関しての一番恐ろしい洗礼を受けた瞬間でした。

幼稚園児のお迎えアッシー

誰も知らない土地に住むことになり、子供もいなかった私はすぐにパートで働きに出ました。

扶養内だったので、週3日程度です。

田舎だったので、独身時代に乗っていた軽自動車を嫁入り道具として持ってきていました。

パートが休みの日にのんびり過ごしていたら、電話がかかってきました。

👩‍🦰「今からみんなでボーリングに行くんだけど、一緒に行かない?」

断るなんてできません。

👩「ありがとうございます。行かせていただきます」

と答えたら、その後に出た言葉が、

👩‍🦰「車を出す人が他にいないから車を出してもらっても良い?」

(あっ、そう言うことか)

私は単なるアッシーとして誘われたのでした。

それでも断ることはできません。

なんせ、夫は社宅で一番の下っ端です。

車を出してボーリング場に行き、ボーリングが終わる頃に言われました。

👩‍🦰「今からみんなでランチに行くんだけど、その前に幼稚園に寄ってくれる?」

幼稚園児のお迎えに立ち寄り、ファミレスに行ってランチ、その後は社宅に戻ってお茶をするというフルコースでした。

😭😭😭

その時私は20代、お姉さま方は40代前後。

話が合うはずがありません😭

もう苦痛でしかない時間を過ごしました。

のちに夫の上司が夫に言い放ちました。

👨‍💼「昨日は奥さんを駆り出したみたいだな。うちの奥さんが言ってたけど、みんなでボーリングに行こうということになって、車を出せる人が一人しかおらず、君の奥さんの車があって仕事も休みのようだったから誘ったって言ってたよ」

それをオブラートにも包まずに私に伝えてきた夫💣

畑での洗礼に続き、アッシーという洗礼まで受けてしまいました。

怖すぎる😨

こんなことならフルタイムで働いたほうがいいと思いつつも、田舎なので仕事もなく、その後アッシー洗礼を何度か受けました。

まとめ

後から思えば最初にしてかなり強烈な社宅でした。

4つ目の社宅も同じくらい強烈だったのですが、本当に辛かったです。

休みの日はいることが悟られないように、どこにも出かけないで部屋に潜んでいたこともありました。

まだまだ洗礼は続きました。

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