夫婦それぞれのかたち

※本サイトはアフィリエイト・アドセンス広告を利用しています
雑記

先日、もうすぐ引越しをしてしまう友達とランチでした。

次男が幼稚園に入園した時に出会ったママ友。

子供たちが登園拒否で、付き添い保育に入っていた時に仲良くなりました。

友達のお子さんは三姉妹。

我が家も3人の子供がいて、年齢も近いので思春期の頃からお互いに悩み相談をしていました。

結婚生活いろいろあります

家庭内別居

友達とは年に2回ほどランチに行っています。

子供たちがまだ小さい頃は、子供たちの悩みが話題の中心でした。

反抗期、いじめ、不登校…子供が3人いると、いろいろあります。

我が夫は学校行事にはあまり興味がないタイプ。

運動会のお弁当を一番楽しみにしているような人です。(まるで子供)

友達のご主人は、学校行事に必ず来ていました。

私からはお子さま思いの良いお父さんに見えていたのですが、実際はそうではなかったようです。

いつ頃からだったか、ご主人と友達は家庭内別居になりました。

食事は一緒にしない、会話はLINE。

社宅なので息が詰まるといつも言っていました。

家計費DV

子供の学費

友達のご主人はお金にシビアです。

全てのお金を管理していて、少しでも電気代や通信費がかさむと機嫌が悪くなるのだそう。

お子さまたちの大学費用は1人300万円と決めて、それ以上は絶対に出さなかったのです。

私立大学だと、文系でも年間100万円強。

奨学金を借りても、教科書代や交通費、女の子はメイクや洋服代もかかります。

長女さんは隣県の大学に通っていたのですが、2年間下宿をしたいと言って下宿をしました。

その費用は出してはくれず、友達の独身時代の貯金や実家から借りたお金でなんとかやりくりしたそうです。

それでもお金はそこを尽きてしまい、ご主人に追加の学費をお願いしてみると、長女さんに借用書を書かせろといったのだとか。

実の娘さんに対してそれは厳しすぎる…。

我が長女にも学生時代に何度もお金を貸しましたが、一銭も返っては来ませんでした。

それって私が甘いのかもしれませんが、借用書までは…私はできませんでした。

食費

食費も管理されていて、1ヶ月の生活費はギリギリです。

最初は現金で渡してくれていたそうですが、クレジットカードのみになってしまったようで、何にどのくらい使ったかを全て管理されているみたいです。

私だったら…そんなこと耐えられません…。

お子さまたちがまだ中学生や高校生の頃は、スマホやPCも制限をかけられていて、友達もまともにネット検索ができなかったようです。

生活費以外のお金

友達の家庭では、生活費以外のお金は全てご主人が自由に使っているようです。

沖縄や東京へ趣味の野球を見に行ったり、スキューバーに行ったり。

女性の存在も見え隠れしていたようです。

それでも友達は離婚して自分1人での生活は難しいと、ずっと我慢してきました。

幼稚園教論の資格を活かして近所の保育所でパートとして働くようになってからは、もっと生活費をしぼられるようになったみたいです。

話を聞いている限りは完全にDVだと思うのですが、公的機関で相談しても解決には至りませんでした。

私が思ったこと

友達の家庭内別居の話を長年聞いているうちに、私は思いました。

ご主人は家庭に居場所がないのかも…と。

お子さんが女の子ばかりのご家庭は、お父さんが家族の輪に入りにくい印象です。

そして、友達にかまって欲しいのだとも思いました。

2人で旅行に行こうと誘われたり、ご主人は本当は友達と仲良く暮らしたいのだと思います。

しかし長年家計簿DVを受けていたら、そう簡単に許せるはずはないのでしょう。

私は毎回ただ友達の話を聞くことしかできませんでした。

引っ越しを機に

友達のご主人の会社の社宅は、何年間か住んだら必ず出ないといけない決まりがあるそうです。

その後、数年間は賃貸の補助があるそうですが、それも今年の春に補助がなくなります。

引っ越しするかもしれないけれど、もう一緒に住むのは嫌だと言っていた友達。

それでも、この年齢になって女が1人で生きていくのは相当な覚悟が必要です。

結局友達はご主人と一緒に引っ越すことになりました。

家庭内別居の友達は他にも

前職で一緒だった友達も家庭内別居です。

ご主人の絶えない女性問題が原因だと言っていました。

もう何回も裏切られているのに離婚はしません。

やはりお子さんがいるからです。

お子さんもお父さんの浮気に気づく年齢になり、『離婚してもいいよ』と言われたそうですが、友達はお金で解決する方法を選びました。

いくらかは聞いていませんが、毎月10万くらいもらっているようです。

お金をもらうようになって、割り切れたと言いました。

もうこの年齢になると、家庭内別居・家事代行業として毎月お金をもらい続ける方が良さそうです。

離婚はせず、退職金や年金がもらえるようになると、もらえるだけもらうということかもしれません。

友達は去年社会福祉士の試験に合格し、4月から新しい職場で働くことが決まっています。

正社員で国家資格まで取得して、すごいなあと思うのですが、50代未経験での新しい仕事は苦労が多そうです。

私の仕事とはおそらく比べ物にならないほどの苦労があるのだと思います。

経済的に自立している友達

経理の仕事一本でやってきた友達は、計画的に離婚しました。

ファイナンシャルプランナーの資格はありませんが、それなみの未来資産が計画できる子です。

お金が貯まって、1人でもやっていけると確信した時点で離婚しました。

数年前には中古マンションも購入し、75歳までの資産はあると言っていました。

今でこそ女性も働きやすくなりましたが、私たちの時代は結婚後も仕事を続けるなんて難しいことでした。

経理の仕事を完璧にこなす友達。

よくCMで見る、ウェブで経理の代行もできそうです。

まとめ

はたから見るとなんの苦労もなさそうな夫婦も、いろんな悩みがあっていろんな形があるのだと思います。

女が経済的に自立さえできれば、熟年離婚は倍増するのかもしれないと考えます。

夫婦で居続けることは、実はとても大変なのだと痛感しています。

タイトルとURLをコピーしました