我が家には3人の子供がいます。
長女は27歳、長男は24歳、次男は19歳です。
長女も長男も社会人となり、自宅を出て一人暮らしをしています。
大学2年生の次男のバイト先は私と同じドラッグストアです。
ただ、店舗は違います。さすがに店舗まで同じだと、やりにくいに決まっている^^;
次男も同じ店舗だけはやめて!と言いました(苦笑)。
次男と私が同じドラッグストア(店舗は違う)で働くことになった経緯を話してみたいと思います。
次男のバイト先を勧めたのは私
大学受験のこと
我が家の子供たち、上二人は大学が決まったのは2月半ばや3月始めでした。
3人に共通するのは、『評定が悪い』こと。
指定校推薦なんて遠い遠い夢の話。
さらに、上二人は公募推薦も全落ちでした。
長女は本を読むのが好きなことが功を奏し、センター試験で奇跡が起き国語の点数が高得点だったので、地方の公立大学に合格しました。
長男はとにかく数打ちゃ当たる方式で私立大学を受けまくりましたが、最後の最後でボーダースレスレで名前だけは知名度のある大学に合格しました。
上二人を見てきている次男はとにかく要領がよく、公募推薦で2校4学部受けて全勝!
我が家の子供たちで初めて年内に大学の合格通知をもらい、親も一安心。
でも本人はもう少し上のレベルの大学を第一志望にしていたので、受験勉強は続いていました。
年が明けて1月も半ばに差し掛かった頃、次男のモチベーションは下がりっぱなしでした。
元々勉強が嫌いなので、気持ちが続かない…。
中途半端に受験しても受験料がもったいないだけ。
それは上二人で私も経験済みだったので、とうとう一喝してしまいました。
「勉強しないんやったら今すぐ受験勉強はやめて、バイト探せー!」
即行動した次男
その日中に次男はバイトの応募をしていました(苦笑)。
私のその言葉を待っていたかのように。
以前から、大学生になったらどんなバイトしよう?という会話の中で、私は自分がドラッグストアに転職したいなあと思っていた頃だったので、ドラッグストアをお勧めしていました。
特に他にやってみたいバイトもなかったようで、次男はネットで探して応募したようでした。
1週間後に面接に行き、無事に採用となりました。
後から聞いた話では、応募者が8人ほどいて4人採用だったので2倍の倍率だったようです。
初バイト面接で採用なんて、さすが要領の良い末っ子です。
高校卒業前の2月1日からバイトを始めました。
ドラッグストアの仕事
次男にドラッグストアを勧めておいて、私にとっても未知の世界。
どんな仕事なのか興味津々です。
初日は緊張もあって疲れたようですが、人間関係が良く楽しそう。
ただ、お客さまのクレームの話を聞いて
「あー!やっぱり接客業怖い!」と私は、ドラッグストア転職に一歩踏み出せませんでした。
転職に失敗1回目
その時に勤めていた介護事務の仕事。
待遇が良く、仕事も9割雑用なのでやりがいはないけれどとにかく融通も効くし楽でした。
ただ、赤字が何年も続いているのでいつ会社が閉鎖するかわからない不安…。
せっかく資格を取ったのだから、あれこれ悩まないで転職すればよかったのに、先延ばしにしているとどんどん時間だけが過ぎていく…。
接客業が怖かったのと、介護事務を辞めるのが惜しかったので掛け持ちをすることに。
15年ほど前に医療事務の資格を取得していたので、循環器内科の夜の医療事務の仕事に応募して採用になりました。
ここは2週間で辞めてしまいました。
理由は、「能力不足だと感じたから」です。
出勤5回目の時に、「積極性が足りない」と言われました。もっと気配りして仕事もガンガン覚えるようにということです。
私にはその能力はないので、勤まらないと思いました。
転職に失敗2回目
やっぱり接客業は怖いので、次は介護事務の仕事を探しました。
サービス付き高齢者住宅施設=サ香住の受付事務です。
一般的に介護施設では受付のみではなく、介護の仕事も兼務だと聞いたことがありましたが、ここでは介護の仕事は一切ないと言われました。
介護職員初任者研修(元ヘルパー2級)の資格があったことが採用の決め手となったようです。
しかし、ここも2週間で辞めてしまいました😥
理由は「介護事務というよりは、ホテルの受付業務」のような仕事だったからです。
喫茶コーナーがあり、入居者さまのコーヒーを入れるのですが、『誰が砂糖なしやぬるめ、認知の方は何杯も飲みたいというが一日2杯まで』等、事細かく覚えないといけません。
週一回パン屋さんが来るのですが、購入する人を覚えてお知らせしたり…。
とてもじゃないけれど、私には勤まらないと思いました。
辞めるなら早いほうがいいと思い、2週間で辞める決断をしました。
切羽詰まってドラッグストアに
元々の介護事務の方は、もう退職する旨を伝えてしまっていたので、このままでは無職になってしまいます😰
なんとしても辞めるまでに次の職を探さなければ!
ドラッグストアの求人3社に応募して、今のドラッグストアに採用していただきました。
ここまできたら、やるしかない。接客業怖いとか言ってられないと覚悟を決めました。
まとめ
次男の方が4ヶ月先輩なので、入社前にいろいろと話を聞けていたのは心強かったです。
店舗が違うと店長の考え方で多少の違いはありますが、仕事内容は同じです。
まるで、同じ職場で働いているかのように話がわかって面白いです。
時給が最低賃金なのは次男は納得がいかないようですが、私は2年間は修行だと思って割り切っています。