欠陥住宅の話①

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雑記

我が家はモデルルームを購入したので、入居年数プラス10ヶ月の誤差があります。

現在は築18年と4ヶ月です。

これまでに、欠陥が4回見つかっています。

修理した経歴

1回目

入居数日前のことでした。

当時住んでいた社宅から今の我が家までは、徒歩でも行ける距離です。

家の鍵をもらってから、引っ越し前に運べるものを少しずつ運んでいました。

玄関に入った途端、辺りが散らかっていました。

壁に穴が開いていて断熱材も剥き出し。

どういうこと???

すぐに夫に電話をしました。

営業の人に電話をしてみるよう言われ、電話をしました。

するとこんな回答が返ってきました。

👨‍💼「玄関の外側の壁にシミがあったので、念の為に不具合がないか確認してくれているようです」

はあ?確認してくれているって何?

壁に穴を開けてまで???

夫が激怒して、営業マンに何の確認をしているのか詳しい説明を求めました。

壁の中を通っている配管のつなぎが甘かったらしく、水漏れしていたようです。

恐らく、私たちが入居する前にこっそり直してしまおうとしたのでしょう。

そこに私が運悪く入ってきたということでした。

夫は知り合いの一級建築士さんにきてもらい、建築士さんも一緒に立ち会いのもとで修理の様子を監視しました。

入居数日前にこんなことになって、テンションがもう下がりきって最悪でした。

信用ならない出来事だということで、夫は販売元に一筆を書かせました。

今後10年間の間に不具合が見つかった際は、補償すること

本来ならもう契約解除したいくらいでしたが、そこまでの過失ではなかったので無理でした。

家を建てた下請け会社の社長に説明を求めましたが、太々しい態度で謝りもしませんでした。

そして、計画倒産かの如く、その会社は倒産したようです。

2回目

入居して7年が経った頃から、外壁が剥がれ始めました。

我が家は新興住宅地で、60世帯の販売でした。

建築会社も2社あって、うちを建てた1社が倒産したのですが、もう1社は存在していたのでそちらの会社から調査にきました。

調査にきては結果がなかなか知らされず、担当者が辞めたり会社が倒産したり…。

のらりくらりとかわされて、1年以上が経過しました。

いよいよまたまた夫が激怒して販売元に電話をしたのですが、当時の営業マンらはみんな退職をしていました。

話にならないので、不動産協会に電話をして訴えました。

30分ほど粘って、ようやく言い分を受け入れてくれて、販売元の会社に連絡を取ってくれたようです。

社長が直々に挨拶に来ることになりました。

訪れた社長は、自分たちも被害者だと被害者ヅラを貫き通しました。

それでも夫は負けず、あの一筆を持ち出して交渉しました。

最後は渋々でしたが、一部補償をするという話になりました。

後日連絡があり、経年劣化の考慮をしたら18万が精一杯だということでした。

夫は納得できませんでしたが、私は『ゼロになるくらいなら18万でも出るだけマシだと思おう』といい、承諾しました。

外壁塗装をすることになったのですが、補償をした販売会社に頼むようなことはあり得ません。

それも夫が交渉済みで、自分たちの選んだ会社で外壁塗装をすることになっていました。

私が以前パートで一緒に働いていた同僚のご主人が大工さんなので、連絡をしてみました。

外壁塗装の会社を紹介してくれて、その方にお願いをすることになりました。

腕は良かったのですが、個人事業主なので約束にとてもルーズで、そこだけはストレスになりました。

連絡があるまでに数ヶ月、工事が始まっても1ヶ月かかりました。

後から聞いた話ですが、外壁塗装の社長さんはちょうどプライベートでごたついていたようです。

何はともあれ、金額は相場よりも安く、しっかりとした塗装をしてくれました。

通常なら10年以上経ってから外壁塗装をするのに、うちは7年も経たないうちにやることになるなんて…。

やっぱり最初の出だしから悪かったのだと思いました。

まとめ

60世帯の大きな新興住宅地なので、有名ハウスメーカーではなくとも、なんとなく安心していました。

しかし、我が家だけではなく他にもたくさんのお宅で欠陥があったようです。

後から調べてわかったことですが、他の地区では裁判となり、損害賠償にもなっていたようで…。

今思えば、もっともっと慎重に決めなければいけなかったのだと思います。

理想は土地を購入してから、自分たちが選んだ工務店での建築でしょう。

土地代が身の丈よりも高い場所を選んだので、このような結果になってしまいました。

そして、欠陥はこれだけでは終わらなかったのです…。

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