先日納品をしていたら、先輩パートHさんがお客さまに声をかけられていました。
👵「ハンドソープは、液体と泡はどちらがいいのですか?」
Hさんは、このようにお答えしていました。
👩🦰「形状が違うだけだと思います」
さらにお客さまは、細かい質問をしてきたようです。
ハンドソープに関するお問い合わせ
液体と泡タイプ
私が近くにいたので、Hさんに呼び止められました。
👩🦰「かおまえさんは液体と泡と、どっちがいいと思う?」
👩「うーん、私はコスパが良いから、家では液体しか使っていないですけどねえ…」
どちらがいい?と言われると、一概にこっちとは言い切れません。
それぞれメリットとデメリットがあります。
お客さまが悩まれているところに、Hさんが言いました。
👩🦰「私の友人で建築関係のお仕事をされているご主人が、手を洗うときは液体が断然汚れが良く落ちると言っていましたよ」
へえ〜!!!それは有益な情報✨
お客さまは言いました。
👵「それを聞いて決めました!液体にします。液体の方が消毒効果も高いのでしょうか?」
👩🦰「汚れが良く落ちるということは、そういうことかもしれませんね」
Hさんの説得力のあるお答えに、私も勉強になりました。
帰って調べてみた
気になることは、すぐに調べたくなる検索魔の私。
家に帰って調べてみました。
『ハンドソープ 液体か泡か』と入力しただけで、すぐに出てきました。
基本的な違いは形状だけだと思っていたら、濃度も違うのですね😲
ほとんどのハンドソープの主な成分は、液体も泡も
(1) イソプロピルメチルフェノール
(2) ベンザウコニウム塩化物
(3) トリクロソン
のいずれかであることが多く、これらは洗浄成分である界面活性剤の名称だそうです。
液体タイプと泡タイプの違いと特徴をまとめてみました。
【液体タイプ】
- 水で溶かして使うため、液体が濃い
- 液が濃いので、洗浄力は優れている
- 泡タイプよりも、洗い流しに時間がかかる
- 気になる汚れや臭いを落とすときには液体の方が優れている
【泡タイプ】
- 泡で出てくるので、洗浄力は弱め
- 濃度が濃いので、洗浄・殺菌能力は液体よりも低い
- 洗い流す時間が短くて済む
- 最初から泡で出てくるので便利
これらをまとめると、液体タイプは『しっかり洗いたい人向き』で、泡タイプは『時間の短縮や便利さを重視する人向き』ということのようです。
小さなお子様がいらっしゃるご家庭は、液体を泡立てるのが難しいこともあるので泡タイプを選ばれるようです。
私は液体の方がコスパが良いと思っているので、キッチンでも洗面所でも液体を使っています。
最近は泡タイプが主流で、メーカーの種類も容量タイプも限られてしまっていますが、こだわって液体を使っています。
キッチンでは肉や魚料理をした後に手を洗うことも多いので、液体タイプが推奨されている記事も見かけました。
使う場所や、用途ごとに使い分けることが一番のようです。
さらに深掘りして調べてみた
さらに固形タイプも交えて比較してみたいと思います。
【固形タイプ】
- 3種類の中で最も界面活性剤としての含有量が高く、洗浄力が高い
- 学校など、不特定多数の人が同じ石鹸を使用する場合、前に使っていた人の汚れが固形石鹸表面上に残っている場合があり、衛生面が懸念される
- 泡立てるまでに時間がかかり、場合によってはその間蛇口から流水したままの状態があり、節水の点で問題がある
私が小学生の頃は、自宅には固形しかありませんでした。
みかんなどが入っていたネットに入れて、蛇口に吊るされていました。
学校ではシャボネットという緑色の液体タイプが設置されていました。
サラヤという会社が販売していて、日本初の薬用せっけんとして1956年に誕生したようです。
今でもパッケージが変わって販売されているのですね!
実店舗で見かけたことはないのですが、調べてみるとやはり一般家庭向けではなく業務用なので、通販での購入がおすすめのようです。
そういえばサラヤといえばヤシノミ洗剤。
半年ほど前に、棚替えのため安くなっていたヤシの実洗剤をHさんが見つけて
👩🦰「これは野菜や果物も洗えるし、手荒れもしないからすごくいいよ」
と言われて、私も購入して以来使用しています。
ひどい油汚れにはちょっと洗浄力が弱いので、他社製品を使っていますが、ヤシノミ洗剤プレミアムパワーだと、油汚れにも強いようです。
コロナ禍になって、夫の会社では自動泡ハンドソープが設置されたようです。
便利なので自宅でも使いたいということで、我が家にはこれが追加されました。
250回分なので結構長持ちします。
殺菌力も、ミューズは高めだという情報も見かけました。
そういえば前職で、訪問看護の看護師さんがこだわってミューズを使っていました。
手肌へのやさしさと殺菌力を総合すると、ビオレかミューズがランキング上位のようです。
まとめ
コロナ禍で一時は品薄になったハンドソープ。
深掘りして調べてみると、いろいろと勉強になりました。
液体タイプの詰め替え用を購入する際に、適当に選んでいましたが、これからは手肌へのやさしさと殺菌力を考慮して選んでみたいと思います。