50代主婦がFP3級をCBT方式で受験して合格しました

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50代主婦目線のお役立ち情報

昨年は、簿記3級の試験を受けて無事に合格しました。

簿記と同じように、10年ほど前に挫折したFP3級。

FPよりもクセのある簿記が合格したのだから、FPもいけるかも…。

お金の知識の基礎でもあるもう一つの資格、FP3級も受験することに決めました。

挫折してから10年以上ということは、年齢的に記憶力も落ちています。

ですが時代も変わり、YouTubeという勉強のツールが強い味方となったことは資格取得への後押しとなりました。

FP3級をCBT方式で受験して合格するまでの道のり

FP(ファイナンシャルプランナー)とは?

FPとはどのような人のことをいうのでしょうか?

日本FP協会ではこのように記されています。

FPは、家計に関わる金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など広い知識を備え、一人ひとりの将来の夢がかなうように一緒に考え、サポートする専門家です。

日本FP協会サイト

FPというと、保険会社や銀行の方が取得されているイメージですね。

実際にFPが対応する相談のテーマの一例は以下のようになっています。

FPが対応する相談テーマの一例

出典:日本FP協会

こうしてみると本当に幅広い分野での相談業務です。

登録販売者もそうですが、いくら資格を取得したとしても業務に活かせるのは実務経験を積んでこそ。

FPの資格を取ったからといってもパートでの再就職に活かすつもりはありません。

(おそらく活かすこともできないでしょう)

今さらですが今からでも家計管理のために勉強してみたいと思い、さまざまな知識を得るために取得することにしました。

まずは参考書と問題集を購入

10年前にFP3級を取得しようとした際、致命的なミスがありました。

Amazonで中古の参考書を購入したのです。

法改正で目まぐるしく制度が変わっていく中、1年でも古いものは勉強していくうえで足かせになります。

今回はちゃんと最新のものを購入しました。

購入したからには途中で投げ出さず、頑張らなければと気合いが入ります。

YouTubeチャンネルを選ぶ

簿記の勉強の際は、ふくしままさゆきさんのYouTubeチャンネルに大変お世話になりました。

FPもYouTube勉強だ!と検索してみた結果、最初に見始めたのはたぬぽんさんのチャンネルです。

図解たっぷりで時間も短めなのでとても見やすかったのですが、私が見始めた当初は情報が1年前のものでした。

そこで次にリベシティでも好評だったほんださんのチャンネルを見てみました。

本当にわかりやすく、計算問題に特化したものや直前用動画もあり、好評なのも納得です。

参考書(みんなが欲しかった)に書いてあったように、一単元みては問題を解くを繰り返しました。

問題集はなくても良かったかも

FP3級については問題集を購入しなくても良かったかもしれません。

これまた素晴らしいサイトがあるんです!

過去問道場というもので、学科バージョンと実技バージョンの両方があります。

FP3級 過去問道場🥋 (学科)【完全解説付】
FP3級 過去問道場🥋 (実技)【完全解説付】

会員登録も簡単で、メールアドレスとパスワードの設定のみ。

最新法令に対応済みの問題が2,880問もあるうえに学習履歴が記録されるため、苦手分野も把握できます。

そしてなんといってもスキマ時間に手軽にできるのが大きかったです。

通勤電車の中や家事のスキマ20分でもぽちぽちできて、便利すぎる!

FP以外の様々な資格バージョンもあるのが素晴らしいです!

とにかく過去問を解きまくり、問題を覚えるほど利用させていただきました。

CBT方式での受験

私がFP3級の試験勉強を始めたのは、昨年の11月。

翌年の1月末の試験にも間に合うタイミングだったものの、CBT方式での受験をしたかったので受験日は4月5日に設定。

もう少し短期集中型(2〜3ヶ月程度)の勉強方法でも良かったと思います。

CBT方式は簿記で経験済みです。

CBT方式で受験するメリットは…

CBT方式のメリット

✅日程を合わせやすい(FPの場合は試験日3日前まで変更可能)

✅PCの画面を大きくできる(老眼にも優しい)

✅学科と実技を同日に受ける場合に、席が空いていたら試験時間を繰り上げられる

✅試験結果(点数)がすぐにわかる

一方CBT方式で受験するデメリットは…

CBT方式のデメリット

☑️試験問題を持ち帰ることができない(PCでの試験なので)

☑️PC上の電卓が使いにくい

☑️いつでも受けられるゆえに試験日が先延ばしになってしまうかも

私の場合はデメリットよりもメリットの方がはるかにプラスポイントだったので、CBT方式で受験して良かったと思います。

一番良かったのはすぐに結果がわかること。

FPの試験は学科と実技に分かれていて試験時間も90分と60分ですが、実際はそんなにかからないことが多いと思います。

両方で2時間もかからなかったので、30分ほどは短縮できました。

ちなみにFPはきんざいとFP協会の2団体で実施されており、きんざいの方は2023年11月からCBT方式が始まっています。

きんざいの方でのCBT方式試験も考えましたが、『実技がちょっとクセがある』という情報を見たのでやめておきました。

受験料が学科と実技で8,000円もするので、一発合格したかったのです。

試験結果は合格圏内で一安心。

学科は8割でしたが、実技は7割だったので、ちょっと危なかったです^^;

合格証書が届いた

FP3級は簿記3級と違って、正式な合格発表が1ヶ月以上かかります。

4月5日に受験して合格発表は5月17日でした。

CBT受験のサイトにログインすると結果が見れます。

合格証書はこれだけだと思っていたら、数日後にとても立派なものが届きました。

いざ合格証書を手にするといくつになっても嬉しいものですね。

まとめ

FP3級の試験を10年以上ぶりにリベンジしましたが、勉強したことで身についた知識が自信にも繋がっています。

出遅れた50代からの家計管理ですが、それでもしないよりはした方が今後の暮らしも良くなると信じたいです。

先日は80代の母が郵便局で生命保険の加入を勧められたようですが、保険の仕組みを説明したことで母も納得してくれました。

FP3級の資格取得を機に、家族や友達に相談された時は良きアドバイスができるようになりたいと思っています。

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