ドラッグストア未経験の登録販売者の私が50代でも採用されました

※本サイトはアフィリエイト・アドセンス広告を利用しています
登録販売者のこと

私はドラッグストア未経験から50歳で採用され、現在登録販売者研修中として勤務しています。

業界未経験だった私がなぜドラッグストアに採用されたのか、改めて分析してみたいと思います。

年齢の壁で諦めてしまっている方に、少しでもお役に立つ情報があれば幸いです。

失敗から学んだ分析に加えて、運も味方してくれたのは大きかったと思います。

ドラッグストアに採用されるまで

試験合格後空白の2年間

登録販売者試験合格後、2年間のブランクがありました。

当時勤めていた介護事務の仕事。

決してやりがいのある仕事とは言えないものでしたが、なかなか辞める勇気が持てませんでした。

理由

  • 自宅から徒歩でも行ける距離
  • 有給が時間休から取れる
  • 賞与がパートでも年間2ヶ月分あり
  • 新しい仕事を覚えるのが億劫
  • 新しい人間関係を築くのも不安

主にこれらの理由から、2年間も躊躇してしまっていました。

介護事務を辞めるまでの経緯

介護事務の仕事を辞めようと思った大きな理由は二つです。

・月にあと1万円の収入UPをしたい

・いつ事業所が閉鎖するか先行き不安定

月にあと1万の収入UP。

今思えば副業を始めたら良かったと思います。

そのころは掛け持ちでの仕事をすることしか頭になく、月に1万円の収入で抑えられる掛け持ちの仕事を見つけるのは至難の業でした。

障害者の方の移動援護の仕事をしていたのですが、人が足りておらず、シフトを増やすことを何度も依頼されてしまい、収入の調整が難しくなって退社してしまいました。

苦肉の策で、介護事務のシフトを減らしてもらっての病院事務を掛け持ちしてみました。

そちらも結局は収入の調整も難しかったことと働き方に対する相違で、すぐに辞めてしまいました。

一旦減らした介護事務の仕事を元に戻してもらうような、都合のいいことが通るはずがありません。

キッパリと辞める決意をして、いよいよ登録販売者の資格を活かした仕事に就くことを決意しました。

6社面接をしました

1社目

1社目は開店前の早朝品出しの募集でした。

レジ業務がどうしてもトラウマで、実績だけを積めばなんとかなるのではという甘い考えからの応募でした。

その時面接をしてくれた店長が、『登録販売者として働くことを考えているのなら、品出しでは経験を積めないのでは?』と言ってくれたので、辞退させていただきました。

今でもあの時の店長には感謝しています。

2社目

2社目は調剤事務の合間にドラッグストアでの品出しの仕事もありました。

調剤事務は少しだけ経験があるので、一石二鳥だと思っての応募でしたが、自宅から車で30分ほどかかる距離で、車通勤可とあったものの、車通勤をするには駐車場が狭く難しいと言われました。

車通勤可とあったのは、他の店舗での募集も同時にしており、同じフォーマットで書かれたものだったようでした。

車通勤を希望したためか、こちらは不採用に。

3社目

3社目の調剤事務は、フルタイムでの募集でした。

フルタイムは希望していなかったのですが、採用されたかったのでフルタイムでも可能だと伝えて、採用になった際はフルタイム勤務をするつもりでした。

まだ介護事務の勤務を継続中だったため、有休消化も換算すると最短でも3ヶ月先からしか勤務してもらえないと言われました。

週40時間以上、掛け持ちで仕事をしてしまう際は、どちらかの会社が割り増し分を支払わないといけないと言われました。

3社目も不採用となりました。

4社目

4社目は新店舗オープニングの募集でした。

こちらではマネージャーらしき方に面接をしていただいたのですが、時給が土日祝・夜・元旦なども全て一律だという説明を受けました。

そこでモチベーションが一気に落ちてしまい、そんな気持ちは伝わってしまうもので、不採用となりました。

5社目

5社目も新店舗でしたが、オープンしてまもない時の募集でした。

主に夜の勤務の募集だったようで、こちらの店長は女性でしたが面接も雑で採用する気がないことがすぐに感じ取れました。

やはり不採用でしたが、驚きもショックも受けませんでした。

6社目

面接を受け続けていても、対策をしなければ採用に至らないと思った私は、YouTubeで検索をし、面接対策をしました。

会社側の要望に全て応える返答、笑顔、ハキハキと話す、このお店で働きたいという気持ちを全面に伝えるよう努力しました。

面接後に『こちらのお店は店内も広く、お買い物しやすくて良いお店ですね』と、お伝えしたのを覚えています。

翌日に採用の電話をいただき、一般スタッフでの採用と思っていたら未経験の私でも登録販売者としての採用をしてもらえました。

後から聞いた話では、当時の店長が登録販売者のパートを採用したかったようです。

初代店長は登録販売者のパートはいらないという考えだったようで、運が良かったのだと思いました。

まとめ

50代ドラックストア勤務すら未経験だった私が、採用となり登録販売者研修中として働くことになった経緯を分析しました。

何社か面接をしていくうちに要領を掴んだこと、事前にシュミレーションして面接に挑んだこと、店長が登録販売者を採用したかったタイミングにマッチしたことが良かったのだと思っています。

お仕事登録サイトからスカウトが来たこともありましたが、未経験とお伝えした途端にお断りされたこともありました。

未経験から登録サイトでの採用は難しいと思います。

諦めずに、何社か応募していると私のように50代でもご縁がある会社に巡り会えるのです。

年齢や未経験ということで諦めずに、チャレンジすることが大切だと思っています。

タイトルとURLをコピーしました