昨日は日曜日。ご家族連れのお客様が多かったです。
午後からのレジが終わって薬の補充をしようと医薬品売り場に行ったら、お子様連れの若い男性がスマホ片手に解熱鎮痛剤コーナーでにらめっこしています。
勇気を出して、お声がけをしてみました。
解熱鎮痛剤も種類が多すぎる
どなたが服用されますか?
小さなお子様を二人連れられた男性が、解熱鎮痛剤選びに悩まれている様子。
まだまだ自信がない私ですが、解熱鎮痛剤であれば少しはわかるかも。
コロナワクチンの副反応に備えての購入の方が多かったので、勉強していたつもりでした。
👩「よろしければお伺いいたしましょうか?」
と声かけをしながらスマホの画面には、ノーシンの文字が見えました。
パッとみた感じですが、画像のノーシンは私の勤める店舗にはなさそうな商品…。
👩「服用されるのはお子様ですか?」
とお尋ねしたら、帰ってきた言葉が
👨「いえ、オバハンなんですけど」
と…💦
オバハンって😵
おそらく奥様のことだと思われるのですが、オバハンだなんて、言ってはいけません🙅♀️💦
返答するにも「奥様ですか?」とも言えないし、なんと答えて良いものかわからなかったので、
👩「あ、いえ、そんな…」
と誤魔化してしまいました💦
強い成分のものをご希望とのことだったのですが、あいにく日曜日は併設の調剤薬局が休みのため薬剤師が不在で一類の商品をお売りすることができません。
👩「ロキソニンが一番強い成分なのですが、本日は薬剤師が不在ですのでお売りすることができないのです。大変申し訳ありません。」
とお断りをし、
👩「次に強い成分ですとイブプロフェンになります」
とお伝えをして、リングルアイビーをお勧めしてみました。
男性は
👨「こんな商品見たことないな」
と言って、タイレノールを手に取ろうとされていたのですが、
👩「そちらは一番弱めの成分になります」
とお伝えをすると、
👨「熱が下がらんのやけど、バファリンが効かなかったから他にいいのがないか探してて」
と言われたので、バファリンプレミアムとバファリンプレミアムDXの箱を見てみました。
奥様が服用されたのは、バファリンプレミアムのようです。
バファリンDXの方がイブプロフェン・アセトアミノフェンともに160mg配合なので多めには入っているのですが、バファリンプレミアムと30mgずつしか変わりがありません。
リングルアイビーを手に取られたのですが
👨「あっ、カプセルは飲めないわ」
と言われたので、少しお待ちいただいて女性社員に聞きにいきました。
EVEシリーズ
バファリンもそうですが、イブも種類が多く、どれをお勧めして良いかわからなくなってしまいました。
女性社員に聞きにいくと、
👩⚕️「EVEクイック頭痛薬DXがイブプロフェン最大量だからそれをおすすめしたらいいのでは?」
と言われ、EVEクイック頭痛薬DXをお勧めしてみました。
👩⚕️「ロキソニンの次に強いのはこれですよ」
と女性社員がいうと、男性はそちらを購入されていきました。
ああ、だめだ😨解熱鎮痛剤はまだご案内できる方だと思っていたのに全然だめでした。
自宅に帰って早速復習しました。
イブクイック頭痛薬DXとバファリンプレミアムDX
製品についての勉強は、ハルキ先生の動画が見やすいです。
イブクイック頭痛薬DXは、男性のお客様は値段のことは聞かれなかったし何も言わずに購入されていかれたけど、高いからちょっと…という場合も十分ありますね💧
眠気のことも…うっかりしていました。
アリルイソプロピルアセチル尿素の入っているものは、できるだけお勧めしたくありません。
海外ではすでに販売中止になっているものだし、依存性もあるというので良くないイメージしかないからです。
眠気も出てしまうとなると、車の運転は禁忌となるのでなおさら使いにくいものなのかな💧
一日2回しか服用できないということも盲点でした。
バファリンプレミアムDXについては、イブプロフェン+アセトアミノフェンという組み合わせが効果を発揮するということもわかっていませんでした。
確か、外部研修の動画で似たようなことを言っていたはずなのに、すっかり忘れてしまっています💦
EVEの中でもイブプロフェン200mg配合のイブA錠EXの違いもわかりました。
即効性があるかないかということで、値段も安くなっているのですね。
動画を見ただけでは接客のイメージが湧かないので、接客をさせていただけて感謝です。
まとめ
ロキソニン・イブプロフェン・アセトアミノフェン、それぞれ単剤のものが一番お勧めだと思ってきたのですが、知名度が大きく影響するということもわかりました。
タイレノールは最近CMをやっているので、知名度はかなり高いようです。
リングルアイビーは知名度も他の二つに比べて低いのと、カプセルということで敬遠されることが多いです。
お客様の要望に沿ってご案内できるように、勉強していかなければと思いました。