今日は何の勉強をしようかと動画を検索してみて、瀉下薬と止瀉薬の勉強をすることにしました。
止瀉薬はお客様にあまり聞かれることがなく、ストッパか正露丸を購入されて行かれる方が多いのですが、瀉下薬はご質問されることが多いので、おすすめ市販薬ノートに記載することにしました。
止瀉薬と瀉下薬
止瀉薬
登録販売者の勉強をするまで、止瀉薬や瀉下薬という言葉を知りませんでした。
止瀉薬とは、下痢を改善するお薬という定義のようです。
春樹先生の動画では、ストッパ・正露丸・ロペラミドの3つを紹介されていました。
こちらの動画を見てまとめてみました。
ストッパ下痢止めEX | 眠気なし | 30分ほどで効果 | ロートエキス | タンニン酸ベルベリン |
ロペラサック | 眠気あり | 1〜2時間で効果 | ロペラミド | |
正露丸 | 眠気なし | 30分ほどで効果 | 木クレオソート | 4つの生薬 |
ストッパは長男が受験の時に持たせていました。
腸が弱いので、定期テストでもトイレに行っていたことがあったようでした。
結局使ったことはなかったようですが、水なしで飲めて眠気も来ず30分ほどで効くということで、受験生に推奨されるようですね。
ロートエキス配合なので、推奨する際は気になります。
ロペラミドは次男が腸の風邪で発熱もした時に、受診した病院で処方されました。
こちらの本でロペラミドを調べてみると、発熱を伴う下痢は相談することとなっています。
あの時は、『友達と焼肉に行って生焼けを食べたのが原因と思う』と次男が言っていたので食あたりに該当すると思うのですが、そんなことを病院では言わなかったのかもしれません…。
春樹先生はこんな動画も出されていました。
私が子供の頃はお腹が痛くなったら正露丸を飲まされていました。
あの独特なにおいが嫌でたまりませんでしたが、粉薬よりはマシなので飲めていました。
正露丸は食あたりの際も使用できるということなので、一番お勧めしやすい商品になるようです。
私は正露丸糖衣A錠を飲んだことはありませんが、正露丸とは少しだけ成分が違うようです。
正露丸クイックCの成分は、木クレオソートのみなのですね。
『ウィルスや細菌性の下痢は止めてはいけない』ということもあり、我が家には下痢止めがありません。
お腹の調子が悪い時には、ビオフェルミンでなんとかしのいでいます。
ビオフェルミンでは対応しきれない下痢もあると思うので、常備薬として置いておくのも良いかなと思いました。
瀉下薬
瀉下薬とは下剤ともいい、便秘を改善するための薬とあります。
こんな記事を見つけました。
男性よりも女性の方が便秘になりやすいのですね。
高齢男性が便秘薬をよくお買い求めされる印象ですが、それは男性に限らず高齢者は加齢に伴う様々な機能低下が関係しているようです。
春樹先生の動画では、このように紹介されていました。
刺激性と非刺激性がある
刺激性 | 効果が強め | クセになる | ||
センナ | センノシド | ビザコジル | ピコスルファート | ダイオウ |
非刺激性 | 効果が緩やか | クセになりにくい |
酸化マグネシウム | DSS | プランタゴ・オバタ種皮 |
・刺激性+非刺激性
・非刺激性2種類
・刺激性
高齢の方は漢方便秘薬をお買い求められることが多いです。
酸化マグネシウムは市販薬では高めなのに効果が緩やかで敬遠されがちに。
お勧めは刺激性と非刺激性が配合されているものになります。
コーラックは種類がとても多いのですが、こんな動画もありました。
全種類を置いてあるドラッグストアは少ないと思いますが、出勤した時に確認しておこうと思います。
この動画は一度見たのですが、その時に売り場で確認したのに忘れてしまっていました💦
ウイズワンシリーズも刺激性のセンノシドと非刺激性のプランタゴ・オバタ種皮配合なのでお勧め商品です。
これは🐷店長に教えてもらいました。
前店長は漢方便秘薬をお勧めするといいと言われましたが、高齢の方にはウイズワンやコーラックファーストの方が良さそうです。
夫が病院処方でラキソベロン内服液をもらっていたのですが、一般名はピコスルファートナトリウム水和物液と記載がありました。
検索してみると、クセになるという情報とクセにはならないという両方の情報がありました。
どちらにしてもできるだけ薬に頼らないほうが良いということは間違いありません。
まとめ
下痢も便秘も全ては腸内環境が乱れてしまっているために起こることです。
日頃から食生活で整えることが一番。
明日の昼活は腸内環境の記事を読んでみようと思っています。