「50代でも新しいことに挑戦してみたい」
「登録販売者の資格、50代でも取れるのかな?」
そう思って、ネットで登録販売者のことを調べている方も多いのではないでしょうか。
私自身もいざ勉強してみようと思うまで、たくさんの迷いがありました。
「暗記できるかな?」
「試験に合格できる気がしない」
年齢的に覚えられるのか。
そもそも仕事として役に立つのか。
そんな悩みや不安を感じながらも、私は48歳のときに登録販売者試験の勉強を始め、今はドラッグストアで登録販売者として働いています。
この記事では、「50代から登録販売者試験を受けてみようかな?」と考えている方に向けて、私のリアルな体験をもとにお話しします。
少しでも不安がやわらぎ、資格取得への一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。
50代未経験でも登録販売者の資格は取得できる
50代で「登録販売者の試験を受けてみようかな?」と思ったときに、 一番気になるのは「本当に合格できるの?」という点ではないでしょうか。
実際、登録販売者試験の受験者は年齢層がとても幅広く、私が受験したときには60代くらいに見える男性もいらっしゃいました。
また、私の周りでも50代前半や後半の人たちが、資格取得に向けて勉強を始めています。
もちろん、覚えることの多さにひるんでしまったり、問題数の多さに戸惑ったりすることもあるでしょう。
それでも私は、登録販売者試験はそこまで難しい試験ではないと感じています。
50代でも、ポイントを押さえて効率よく勉強すれば、一発合格も十分に可能な試験だと思っています。
50代未経験でも登録販売者の仕事はある?実際の求人事情
「登録販売者試験に合格しても、実際に仕事はあるの?」
ここも、とても気になるところですよね。
せっかく頑張って勉強して資格を取ったのに、働く場所がなかったらがっかりしてしまいます。
まずは、ご自身のお住まいの地域で求人検索をしてみてください。
ドラッグストアでの勤務が中心にはなりますが、パート求人は意外と多く出ていると思います。
中には、即戦力を求めて「経験者歓迎」と書かれている求人もありますが、「今年登録販売者試験に合格した方」という募集文を見かけることもあります。
未経験でも応募できる求人も多く、50代未経験でも登録販売者として働くチャンスは十分あると感じています。
ちなみに私の場合は、最初から登録販売者として応募したわけではありません。
一般従事者(販売スタッフ)として応募しました。
未経験の場合は、販売スタッフとして応募するほうが入りやすいのではないかと思ったからです。
しかし実際には、採用されたあとすぐに登録販売者として働くことを前提に会社が動いてくれました。
実際の求人体験については、こちらの記事で詳しく書いています。
👉50代・未経験でも諦めない!登録販売者として6社面接して掴んだ採用のポイント
最初は覚えることも多く大変かもしれませんが、少しずつ慣れていくので大丈夫です。
では、50代でも合格を目指すには、どのような勉強方法がよいのでしょうか。
50代でも登録販売者試験に合格できる勉強法のコツ
「よし、勉強してみよう!」と思ってネットで調べてみても、勉強法は人それぞれで、かえって迷ってしまうこともありますよね。
私自身も最初は、「何から始めたらいいんだろう?」と戸惑いました。
勉強方法に正解はないと思いますが、ここでは、私が実際にやった勉強法をご紹介します。
私は48歳で登録販売者試験に一発合格しました。
少しでも参考になれば嬉しいです。
全部を完璧に覚えなくても大丈夫
登録販売者の試験範囲はとても広く、最初は「全部覚えないといけないの?」と不安になります。特に3章では聞き慣れない成分名がたくさん出てくるので、「もう無理!」と一度は嫌になると思います。
そこで私は、自分なりの覚え方を考えました。
例えば、
- 「〜リン」(エフェドリンなど)は血圧に関係することがある成分
- 成分名は細かく覚えるより、雰囲気でグループ理解
といったように、大まかな特徴をつかむ覚え方です。
登録販売者試験では、最初からすべてを完璧に覚える必要はありません。
まずは試験に合格することを優先して勉強することが大切だと思います。
成分名の細かい知識は、実際に働き始めてから少しずつ覚えていけば大丈夫です。
市販薬の箱にも成分は書いてありますし、現場で見ているうちに自然と身についてきます😊
そしてもう一つ、私が大事だと思ったのは「過去問」です。
過去問を制するものは試験を制する
どんな試験でも、過去問はとても重要ですよね。
私が学生時代に聞いた言葉に「過去問を制するものは試験を制する」というものがありますが、登録販売者試験も同じだと思います。
テキストを読んでいるだけでは、どこが重要なのか分かりにくいこともあります。
しかし過去問を解いてみると、
- 「よく出るテーマ」
- 「出題されやすいポイント」
が少しずつ見えてきます。
私の場合も、まず過去問を解いてみて、分からなかったところをテキストで確認するという勉強方法を繰り返していました。
最初は点数が低くても、気にしなくて大丈夫です。
問題に慣れていくうちに、少しずつ解けるようになってきます。
登録販売者試験では、過去問のパターンと似た問題が出ることも多いと感じました。
そのため、過去問を繰り返し解くことは、合格への近道だと思います。
また、勉強を進めていく中で、参考書選びもとても大切だと感じました。
登録販売者試験におすすめの参考書(石川先生の本)
過去問と並んで大切なのが参考書です。
実は、私はこの参考書を使って勉強したわけではありません。
しかし、三幸医療カレッジのオンライン講義で石川先生の第3章の解説を聞いたことがあります。
その説明がとても分かりやすく、「この先生の本なら分かりやすいだろうな」と感じました。
また、私の同僚のパートさんもこの参考書を使っていて 「とても分かりやすい」と話していました。
登録販売者試験の参考書を探している方は、一度チェックしてみてもいいかもしれません。
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また、登録販売者試験では過去問もとても重要です。
私が使った過去問のテキストについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
👉40代後半・未経験でも一発合格!登録販売者試験の勉強法と心がけ
50代だからこそ接客に強いと感じた理由
50代未経験から登録販売者の仕事を始めるのは、最初は不安もありました。
それでも、接客業は人生経験が活かされる仕事だと感じています。
例えば、高齢のお客様は自分たちの親世代と同年代の方も多く、「こんなことで困っているのかな」と気持ちを想像しやすい場面があります。
また、小さなお子さんを連れたお母さんを見ると、 子育てをしてきた経験から「大変ですよね」と自然に声をかけることもできます。
登録販売者の仕事は、ただお薬の説明をするだけではありません。
お客様の状況を考えながら接客する場面も多いので、未経験でもこれまでの人生経験が役に立つ仕事だと思います。
そして登録販売者の資格は、仕事だけでなく日常生活でも役に立つと感じています。
登録販売者の資格は仕事以外でも役に立つ
ちょっとした体調不良のときに、市販薬を購入する機会はありますよね。
私も登録販売者の資格を取る前は、外箱に書いてある情報を見て、なんとなく選んで購入していました。
しかし、市販薬でも注意しなければならない疾患や症状はたくさんあります。
特に50代になると、高血圧やアレルギーなどで持病の薬を飲んでいる方も増えてきます。
私の夫も持病の薬をいくつか飲んでいるため、市販薬を購入するときはかなり慎重に選ばなければいけません。
登録販売者の勉強をしたことで、市販薬を選ぶときに気をつけるポイントが分かるようになりました。
私が働くドラッグストアの店長も、こんなふうに話していました。

登録販売者の資格は、
持っていて損はないと思いますよ。
また、ドラッグストアの仕事は長く続けられる働き方だと感じています。
ドラッグストアでは長く働ける可能性もある
最近は定年が60歳から65歳に延長される企業も増えてきていますが、ドラッグストアでも例外ではありません。
ドラッグストア業界でも同じような動きがあり、中には70歳定年の会社もあるんです。
そう考えると、50代で登録販売者の資格を取得しても、15年から20年近く働ける可能性があります。
私自身も、できるだけ長く働きたいと思っています。
年齢とともに体力は少しずつ落ちてくるかもしれません。
それでも、パート勤務であれば無理のない働き方を選ぶことができます。
また、ドラッグストアでも店舗の規模によって働き方は変わります。
面積の小さなお店では、品出しの量が比較的少ない場合もありますよ。
50代未経験で登録販売者として働いて感じたリアル
50代で試験に合格しても、
「未経験でも大丈夫?」
「本当に働いていけるのかな?」
と不安になる方も多いと思います。
実は私も、資格を取得してから2年間は迷いがあり、登録販売者として働くことができませんでした。
実際に働き始めてみると、最初は覚えることが多くて大変です。
特にレジ業務では、さまざまな決済方法があり、それを覚える必要があります。
ただ、同じ作業を繰り返すうちに少しずつ慣れてきました。
一度覚えてしまうと、レジは比較的シンプルな作業の繰り返しです。
また、登録販売者として働くと、医薬品の知識を少しずつ実務で覚えていくことになります。
試験勉強したことと実際の実務で戸惑うこともあります。
それでも、どんな仕事でも最初は未経験からのスタートです。
焦らず、自分のペースでゆっくり覚えていけば大丈夫だと感じました。
詳しい体験については、こちらの記事でもまとめています。
👉登録販売者試験に合格後、未経験の50代主婦が働いてみた体験談
まとめ:50代からでも登録販売者を目指す価値はある
試験勉強が大変そう。
年齢的にも資格取得はもう遅いのかも。
どうしてもそんな思いが残るかもしれません。
「でも、やってみないとわからない」と私は思っています。
実際に私は、50代になってから取得した簿記3級のほうが、登録販売者試験よりも難しく感じました。
登録販売者の資格は、仕事としてだけでなく、日常生活でも役立つ知識が多い資格です。
また、ドラッグストアでは長く働ける可能性もあります。
もし迷っているなら、まずは一歩踏み出してみるのも良いかもしれません。


