試験勉強をしようと決めたのは、2019年1月でした。
まずはAmazonで参考書を購入して…というのは数年前に実行済みで、すでに三日坊主状態でした💧
参考書を買っただけで資格の勉強をした気になるという、無限ループしている時間は無駄でしかありません。
試験勉強開始
通信教育で勉強をする
資格の勉強で独学では何度も失敗してきているので、今回は通信教育で勉強することに決め、サイトで検索しまくりました。
さらに『一般教育訓練給付制度対象講座』。
これは決め手のウエイトをかなり占めてしました。
上記の条件で私は「三幸医療カレッジ」の講座に決め、申し込みをしました。
当時は1月中に申し込めば新春特典でさらに割引もあったので、タイミングが良いとそういった割引があるのかもしれません。
お金をかけたら後には引けない。なんとしても一発合格しないと!
私の住んでいる地域では夏が試験日
介護事務の仕事が週21時間。当時は13歳の高齢犬がいたので毎日朝夕の散歩もあり、私が勉強時間を確保できるのは平日は多くて2時間、休日でも5時間が限界かな?と思っていたので期間を長くかけて少しずつ、コツコツと勉強をしようと思っていました。
ネット検索では登録販売者試験の最低勉強時間は300時間と出ていたので、7カ月かけて月43時間、平日1時間休日2時間を目標に勉強する計画を立てました。
計画というのはなかなか思い通りに行かず…。
長女は就職で家を出ていたものの、長男は大学生、次男は高校生。夫の帰宅時間も予測不可能とあって、平日の夕飯はひどい時には各々一人ずつ食べては片付けの繰り返しで最大4回準備をしていたため、「ああ、今日も勉強できなかった」という日が出てきてしまい、一日勉強を休むとサボりぐせがつくこともありました。
また、年齢も壁となり記憶力の低下を認めざるを得ない日々に心が折れそうでした。
2月に勉強を始めて春が来る頃、あることがきっかけで私の資格所得のための勉強にスイッチが入りました。
資格の勉強は常に自分との戦いだね。
大きなきっかけとなったこと
3月の下旬に差し掛かった頃、夫の体に異変が起きていました。
頭痛とはほぼ無縁の夫が、頭痛がひどく夜中に目が覚めることもあるようになったのです。
頭痛と並行して息切れもひどくなったようでしたが、喘息の持病があるので喘息の症状だと思い込んでいたのです。
頭痛は脳の病気を始め、さまざまな病気の症状に伴います。
これはおかしいということで、かかりつけの呼吸器内科を受診して相談したら脳の病気の症状チェック(簡易的なもの)をしてくださり、特に異常は見当たらないということで、血液検査をしました。
個人医院なので血液検査の結果が出るのには数日間を要します。その間にも夫は頭痛に悩まされて睡眠障害にもなっていました。
週明けの月曜日朝、かかりつけ医から夫の携帯に電話があり「結果が出たので来られますか?」とのことで、夫は出勤したもののすぐに退社して病院に向かいました。
不安でドキドキして、現実か夢かわからなくなりそうだったね、
夫が大病を患う
個人医院での検査結果が思わしくなく、総合病院での再検査となりました。
原因不明で毎週のように血液検査。結局3年経った今もちゃんとした病名はついていないのですが、今は投薬で落ち着いていて3カ月に1回の受診になっています。
免疫系の病気なので治ることはありません。今まで夫の扶養で当たり前のようにしてきた生活が今後崩れるかもしれない。私が大黒柱となって働かなければならない日が来るかもしれないと覚悟を決め、この資格受験をなんとしても一発合格しなければという思いになりました。
1週間くらいはとても勉強をする気になれず、とても落ち込んでたね。
通信教育を使っての勉強
eラーニングは私には合っていた
今まで色々な資格所得に挑戦しようと書籍をたくさん買いました。
最初は意気込んで頑張るのですが、すぐにトーンダウン。。。
文字で見ただけでは理解できないこともあって諦めてしまっていました。
動画を繰り返し見ることで少しずつ理解も深めていくことができ、何よりも講師の先生方が「ここは試験によく出ます」という要点を言ってくれるので、必ず解けるようにしようと思えました。
動画を何度も繰り返し見ているうちに、内容が理解できるようになってたね。
自分ノートの作成
動画を見てテキストを見て小問題を解く。間違えたり重要なところは自分ノートを作って見直すを繰り返しました。
登録販売者試験で一番のヤマである3章。覚えることが多すぎてキャパを超えてしまっていましたが、全部覚えるのは無理と判断して過去問をひたすら解いていく作戦に変更しました。
やたら長い成分名が覚えられなくて、苦戦してた。
後半はひたすら過去問を解いた
2月から勉強をスタートし、5月からは過去問をひたすら解きました。
法改正や手引きの改定などもあり、新年度の新しい問題集が出るのは4月からのものが多かったのでタイミングはちょうどよかったです。
色々な問題集に手をつけるよりも一冊を何度も繰り返そうと決めて、『令和元年度版 全国登録販売者試験 過去問正解』という問題集を購入しました。
価格:2,200円 |
イラストもなければ解説も簡易的なものですが、「ただひたすら過去問を解く」という目的においては良い問題集だったと思います。
最終的に3サイクルしたのですが、1サイクルめに間違えたところは●、2サイクルめは☆、3サイクルめは※のように間違えた問題の横にチェックをしていきました。
最初は合格ボーダ点が取れた地域が数えるほどだったのが、3サイクルめには9割程度の地域で合格点を取れるようになっていました。
まとめ
過去問を制する
どんな資格や試験勉強にも言えることだと思いますが、「過去問を制するものは受験を制す」ということだと思います。
勉強でインプットした知識をアウトプットするということですが、アウトプットが大切だということを今も実感しています。
今の時代はYouTubeで勉強動画もたくさんアップされているので、自分に合った勉強方法の選択肢が広がったね。