魚の骨が喉に刺さって5000円

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雑記

もう22年ほど前の話になってしまいますが、先日ふと思い出したのです。

魚の骨が喉に刺さって、病院を受診したことを…。

今でも鮮明に覚えているその出来事を、書いてみたいと思います。

魚の骨が喉に刺さった話

父の趣味が釣りだった

私の父は、造船会社に長年務めていました。

若い頃に会社内で釣りクラブに入ったことがきっかけで、釣りが趣味でした。

週末には釣りに出かけ、料理をして冷凍し、ストックができたら我が家に送ってくれていました。

季節ごとに釣れる魚が変わるのですが、そのときはコチとキスがよく連れていたので、開きにして天ぷら用として送ってくれていました。

コチはこんな魚です

私と長男の喉に刺さった

静岡に引っ越してきて、間もない頃でした。

父が送ってくれたコチやキスを天ぷらにして、食卓に並べました。

長女が6歳、長男が3歳だったので、食事をゆっくり食べている暇もなく家事に追われていた私。

慌てて食べたコチの天ぷらの骨が、喉に刺さってしまいました。

今は推奨されないと思いますが、昔は骨が喉に刺さったら

『ご飯を丸呑みしたらいい』

と言われていたので、ご飯を丸呑みするも、取れません。

そうこうしているうちに、長男も喉に骨が刺さったようで、ワーワー騒ぎ始めました。

翌日になっても取れないので、タウンページで病院を調べて、駅前の耳鼻科に行ってみました。

高齢の耳鼻科医

病院に着いて受付を済ませ、私から診てもらいました。

麻酔みたいなスプレーをジャンジャンかけられて、苦しいのなんの。

高齢医師は必死で格闘し、

🧑‍⚕️「取ったどー🐟」とでも言わんばかりに私の喉の骨を取りました。

続いて長男の番です。

まだ小さかった長男は暴れてしまい、高齢医師はまたもや悪戦苦闘しています。

5分ほど頑張りましたが、突然診察が終わりました。

🧑‍⚕️「取ったどー🐟」がなかったので、不安いっぱいの私。

会計の前に、看護師さんに聞いてみました。

すると、思わぬ言葉をかけられたのです。

🙍‍♀️「他の病院に行ってみて」⇦ヒソヒソ声で

驚いて言葉も出ませんでした。

すぐに病院を調べて、今度は総合病院に行くことにしました。

総合病院の医師

今度の医師は、40代くらいの若い医師です。

これまでの経緯を説明したら、ほとんど無言でしたがものの30秒ほどで長男の喉に刺さった魚の骨をとってくれました。

紹介状がなかったので、診察料+1500円かかりました。

高齢医師のところでは大量のうがいぐすりも処方されたので、2人で2500円ほどかかりました。

総合病院では全部で2500円ほどでした。

当時は乳児医療は3歳までだったので、長男の受診料もしっかり取られました。

まとめ

今は病院もサイトの口コミを見れるので、20年前よりも調べやすくはなったと思います。

それにしても病院選びは大切だと痛感した経験でした。

後日、同じアパートの方に一連の話をすると

👩‍🦰「あの耳鼻科に行ったの?あそこは良くないというので有名だよ!」

そうだったのですね…😵

口コミの大切さが身にしみました。

一連の話を母にすると父にも伝わって、それ以来父は老眼鏡をかけてピンセットで魚の骨を全て取り除いて送ってくれていました💦

慌てて食べた私たちが悪かったのに、父に文句を言ってしまったようで後々になって後悔しました💧

のちに、母から

👩「鯛の骨でなくて良かったよ。鯛の骨は体の中で溶けないから、手術になるみたいよ」

と言われました。

知り合いの方が半年間体調不良で、やっとわかった原因が鯛の骨だったそうです。

入院して手術をしたと聞きました。

あれ以来、魚の骨には細心の注意をはらうようにしています…。

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