先日、レジ業務をしているとビューティパートさんに呼ばれました。
👩🦰「麻黄湯を探しているお客様がいるので、交代してもらえますか?」
社員はお客様対応をしていたようです。
レジ業務をビューティパートさんに代わってもらって、お客様の元へ行きました。
もしかして、インフルエンザ?コロナ?
麻黄湯と冷却シートと消毒液を購入
漢方薬コーナーにいらっしゃった中年男性のお客様。
私も一緒に麻黄湯を探しましたが、そこにはありませんでした。
風邪薬コーナーにも漢方薬があるので、そちらへご案内をしました。
麻黄湯、ありました。
こちらは10包入りですが、男性は何日分かの計算をして2箱をカゴに入れました。
続いて冷却シートを購入したいとのことで、冷却シートのコーナーへと移動しました。
冷却シートは全部で7種類ほどあるのですが、男性は大人用を探されていました。
👨「これって大人用を子供が使う時は、半分に切って使ったらいいですよね?」
と言われたのですが、私は大きさだけの違いだと思い込んでいたので、『はい、そうですね』と答えてしまいました。
続いて消毒液が欲しいと言われたので、消毒液のコーナーへ移動です。
消毒液も10種類ほど種類がありますが、
👨「ジェルではなく液体がいいです」
と言われて、こちらをカゴに入れられました。
『カゴをお持ちしましょうか?』とお声がけしたのですが、『すぐに会計に向かうので大丈夫です』と言われ、私がレジに戻ると同時にその方の会計となり、会計を済ませました。
なんだかお急ぎのようだったので、ご質問もしづらかったのでただ商品の場所をお伝えしただけに終わってしまいましたが、モヤモヤしたので帰ってから調べてみました。
麻黄湯について
葛根湯は何種類か置いてあるのですが、麻黄湯は一種類しか置いてありませんでした。
後から🐴社員に聞いてみたのですが、『一種類だったと思います』と言われました。
少し前にTwitterで、出荷調整がかかっていると見かけました。
麻黄湯といえば、インフルエンザに効果をあらわすと言われていますが、コロナウィルスの際にも有効なのでしょうか。
ネット検索してみると、『麻黄湯 コロナ』のワードが出てきます。
麻黄湯や葛根湯は風邪の引き始めに使われる漢方薬で有名ですが、身体を温めウイルスの働きを弱める効果があると言われています。
コロナに有効かどうかは、漢方薬なので個人差があると思われます。
漢方薬キャラクター図鑑を見てみました。
向いている人…がっちりタイプ・元気な子ども
効能のある主な症状…悪寒・発熱・頭痛・のどの痛み・関節痛・筋肉痛などのかぜ症状、インフルエンザ、気管支ぜんそく、関節リウマチ
使うタイミング…風邪のひきはじめ
漢方薬キャラクター図鑑より引用
クラシエさんのサイトにはこのような記載がありました。
風邪のひきはじめということと、発汗していないことがポイントとなります。
すでに汗をかいている時は不向きです。
『熱でゾクゾク寒気がある、かぜのひきはじめに』がキーワードです。
やはり一言、男性にお伝えした方が良かったことでした😭
冷却シートについて
冷却シートも調べてみると、意外なことがわかりました。
大人用と子ども用の違いは、メントールの量が違うようです。
大人用の方が多く使用されているので、子どもが大人用を使用すると、刺激が強く感じることもあるそうです😱
さらに、0ヶ月〜2歳のお子さま用は、無着色・無香料・メントール無配合になっているものもあるようです。
大人用を半分に切って使用するのは問題ないようですが、メントール量が違うとは、大失敗でした😨
消毒液
男性のお客様は、ジェルではなく液体にこだわられました。
何が違うのだろう?と調べてみたら、液体の方は粘度性が低く、すぐに手指全体を濡らせることができるメリットがあります。
デメリットはジェルよりも容量を多く使うこと、こぼれやすいことのようです。
詰め替えの際は、ジェルよりも液体の方が粘度が低いので詰め替えやすいということです。
私は特に液状にこだわらずに購入するのですが、レジ業務の際に使用する、泡タイプが意外と好きです。
こちらは好みの問題ということになりますが、販売されているものはジェルタイプが主流のように思います。
まとめ
風邪の初期の漢方薬と言えば圧倒的に葛根湯がよく売れますが、麻黄湯のご案内は初めてでした。
麻黄湯を選択されるということは、おそらく症状も強いのでしょう…。
麻黄湯といえば、『強い寒気の症状・インフルエンザに効くと言われている』と認識していましたが、勉強してもアウトプットしないとすぐに忘れてしまいます。
これを購入すると決めて来られているお客様へのお声がけが苦手な私。
なんだか購入の意欲を否定してしまう気がしてしまうのですが、お伝えすべきことはお伝えしないといけないと反省した事案でした。