昨日は、前職の職場の人とランチに行ってきました。
前の職場を辞めたのは、昨年5月末です。
(正式には有休消化のため、8月中旬まで籍はありましたが)
職場を去ってからも2ヶ月に一度程度、ランチをしていたのですが、今回は8ヶ月ほどの期間が空いてしまいました。
久しぶりだったので、話が弾みました。
歴代の管理者
二代目管理者Yさん
昨日一緒にランチをしたYさんは、二代目の管理者の方です。
30代半ばで、今の職場の介護事務として採用になりました。
まだケアマネージャーの資格がない時代から、パート事務員として働いていたそうです。
2000年4月に介護保険制度導入に伴い創設されたようですが、訪問看護師がケアマネージャーの資格もとり、Yさんは事務員としてのサポートをしていたようです。
ショートステイの手配をしたり、デイサービスに連絡をしたり。
そうしているうちに、『私もケアマネの資格を撮った方がいいのでは?』と思い、勉強をして取得したようです。
当時は事務職でもヘルパーの資格さえ持っていれば、相談員の証明を一筆書いてもらって受験資格となっていたのです。
Yさんがケアマネになったのを筆頭に、ケアマネの採用がどんどん増えたので、居宅支援介護事務所を新たに増設することになりました。
そこで、Yさんは兼務だった事務職は辞めて、ケアマネの正社員となりました。
当時のケアマネ管理者がクセの強い人だったようで、家庭の事情もあって辞めることになりました。
そこで勤続年数の一番長いYさんが、管理者をすることになったそうです。
Yさんが管理者になって9ヶ月後に、私は訪問看護のパート事務員として採用されましたが、その2年3ヶ月後に訪問看護事業所が合併されることとなり、事務員は必要なくなりました。
整理解雇だろうと覚悟をしていたのですが、Yさんが居宅にはまだいなかったパート事務員としてきてほしいと上に掛け合ってくれて、私のクビは免れました。
Yさんは感情の起伏が激しいところがあるので、他のケアマネージャーとぶつかることも多くありました。
4人中、2人が同じ職場からの転職で来ていたので、その2人には強烈な結束力がありました。
ケアマネとしての経験はYさんと変わらなかったのですが、現場経験が豊富な2人に現場未経験のYさんはかなわないところがありました。
現場経験とは、ヘルパーとしての経験です。
ヘルパーから介護福祉士を取得し、ケアマネージャーになった人と、介護事務からケアマネージャーになった人では経験値が違います。
アクの強い2人の結束で、Yさんはとうとう病に倒れてしまいました。
心疾患やめまいでの不調が続き、管理者を下りる決断をしたのです。
当時Yさんは、57歳でした。
代わりに管理者をできる人は、Oさんしかいませんでした。
三代目管理者にOさん(58歳)が任命されました。
三代目管理者Oさん
Oさんが管理者になるまで、ケアマネの中で一番私とは接点がありませんでした。
座席も遠いし、自分から話しかけてくるタイプでもなかったので、どんな人なのかがわかりませんでした。
管理者になってから、Oさんの人となりがだんだんわかってきました。
Oさんと以前同じ職場だった、Kさん。
Kさんは年齢も一番上(当時63歳)だったのもあってか、やりたい放題でした。
遅刻は日常茶飯事、仕事中居眠り、仕事中ネットショッピングで買い物、外出したら自分の買い物、お菓子を食べながらひたすらおしゃべり…。
そして、仕事が片付かないので残業をする…。
極め付けは、介護保険請求をする直前にも1週間休んで海外旅行へ…。
そんなあり得ない仕事ぶりのKさんを、三代目管理者のOさんはとにかく庇うと言ったら…。
完璧主義者でもある私は、同じ職種ではないとしても、見るに堪えない状況だったのと、不公平なOさんが嫌いになりました。
管理者としては、最悪だったと思います。
そんなこともあって、私は8年6ヶ月勤めた職場を去る決意をし、ドラッグストアへ転職したのでした。
四代目管理者Aさん
Aさんは、私が退職する2ヶ月前に入社しました。
人材派遣会社からの紹介です。
通勤も、1時間以上かけてきています。
シングルマザーで41歳。小学生のお子さんが2人います。
Oさんが60歳となり再雇用の扱いになったので、私が退職してから管理者になったようです。
入社前からAさんは、管理者をすることが決まっていました。
たった2ヶ月しか一緒に仕事をしませんでしたが、周りのケアマネージャーよりも20歳ほど若いし、とても腰も低く控えめな方で、周りに潰されるのでは?と思っていました。
そんなAさんですが、言葉使いがうまく、言い回しも絶妙なのだそうです。
20歳近く年上の二代目管理者だったYさんが、Aさんを絶賛していました。
女ばかりの、しかもクセの強い人たちの中で、よく頑張っていてすごいなと思いました。
まとめ
Yさんの話を聞いて、私が思う『管理者に向いている人』は、
- 平等に、周りの意見に流されずに物事を決めること。
- 常に冷静に物事を判断すること。
- 経験値が豊富で判断力があること。
- コミュニケーションが円滑にとれること。
だと思いました。
はい、私が言いたいのは🐷店長のことです。
判断力や管理能力が、著しく乏しい人です。
販売能力はあるようですが、それも強引なやり方なので、私は賛同できません。
そして、最大の欠点は、コミュニケーションが全く取れないことです。
結局職場で働く上での一番大切なことは、円滑なコミュニケーションなのだと実感しています。