怖かった接客業

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登録販売者のこと

接客業が怖くてビビっていた私。

若い頃に接客業のバイトをしていたのに、どうしてこんなに怖くなってしまったのだろう…。

年を重ねて打たれ弱くなるのかも知れません(苦笑)。

なぜ怖かったかを分析

ちょっとしたトラウマ

次男が幼稚園児の頃、お中元お歳暮の受付のパートを期間限定でしていました。

確認事項として、「◯◯様に▲▲の商品をお一つ」というように、注文内容を読み上げるマニュアルがありました。

ポイント倍増の日は長蛇の列ができるのですが、待たされてイライラしている男性客に

「様はいらんからさっさと読み上げろ!」と言われたことに衝撃を受けました。

思えばそれ以来、接客業はできるだけ避けてきていたような気がします。

もう一つあったトラウマ

介護事務の前に勤めていた薬局事務は接客業でした。

店主(男性)と雇われ薬剤師(女性)は60代。

月に500くらいの処方箋を受けていました。

数としては多くはないのですが、時間帯によっては患者さまが集中します。

みんなテンパる性格だったので、ミスもしょっちゅうでした。

そして、ミスをすると責められる…。ここでもトラウマになってしまったかも知れません。

個人経営の薬局が処方箋だけで経営していくのは大変らしく、合間にネット販売もしていました。

マッサージオイルやサプリメントが主だったのですが、店内にも商品を買いに来るお客さまもいました。

店主は今の薬機法だと完全アウトだったと思います(当時でもアウトだったかも)。

良く思ってないお客さまもいたと思います。

同僚が外で作業をしている時に原付に乗った男性が近寄ってきて

「こんな店潰れてしまえ!!!」と怒鳴りながら走り去っていって、とても驚いていました。

調剤をミスしたのは店主なのに、大クレームを言いにきた患者さまに対しても私の影に隠れて何も言わなかった店主には愛想が尽きたこともありました。

こうしたトラウマが重なり、介護事務は接客ほぼゼロだったので8年半も辞められなかったのだと思います。

基本は人と話すのが好きな私

本来私は人見知りなのに人と話すのが好きです。

気の合う人と話していると楽しいし、いろいろと勉強になることもたくさんあります。

あれだけ接客業が怖いと思っていたのに、ドラッグストアに勤め出して1ヶ月の間に気づいたのです。

「ありがとう」

レジをしただけなのに、ありがとうと言われる。

なんだか幸せな気持ちになります。

ありがとうは魔法の言葉

前職では「ありがとう」と言われることが少なかったです。

事務職は下に見られるような職場でした。

看護師やケアマネージャーの資格保持者がいて成り立つ事業所。

事務はいなくても困らないと言われたこともありました。

それでも私なりに一生懸命、少しでも皆さんのお役に立てるように仕事を頑張りました。

頑張ったところでそれは当たり前。

雨の日は車の運転手もさせられていました。

私、運転手をするためにこの仕事をしているのではないのに…。

思えば8年半、「ありがとう」に飢えていたのかも知れません。

「ありがとう」を1日に何度も言ってもらえると、少しでもお役に立てる仕事ができているのかなと思えるようになりました。

クレーム対応

優しいお客さまばかりではありません。

機嫌の悪そうな、一言も喋らない人、横柄な態度の人、いろいろな人がいます。

まだ怒鳴られたことはありませんが、いつも心がけていることがあります。

とにかく笑顔、丁寧な言葉使い。

できるだけクレームにつながらないようにするにはそれくらいしか思い当たりません。

私が客としてお店に行った時、丁寧な対応をされたらそこまで腹は立ちませんが、雑な対応をされたら怒りも増します。

例えば飲食店でも、接客の素晴らしいところにはまた行こうと思います。

どんなに料理が美味しくても、接客がダメダメだったら私は2度と行かないかな…。

まとめ

接客は奥が深いと思います。

考え方は人それぞれ。同じ言葉を言っても気にもならない人もいれば、腹の立つ人もいるでしょう。

丁寧に仕事をしていくことは変わりませんが、メンタルを鍛えることも心がけています。

今の時代、本当にすごい!

YouTubeやネット検索でいろいろ勉強できます。

呼吸を整えるだけでも心が落ち着く気がします。

怒るという感情は、自分に対するダメージも強い気がします。

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