我が家にやってきたジャックラッセルのT。
早くも生後6ヶ月となりました。
飼う時に、ショップから
🙍♀️「年内には避妊手術をした方がいいですよ」
と言われていたので、かかりつけの動物病院に相談に行ってきました。
避妊手術について
1代目コーギー
我が家の一代目コーギーRは、当たり前に悩むこともなく避妊手術をしました。
ショップ専属の動物病院は手術費が高く感じたので、散歩で知り合った方に教えていただいた病院で6ヶ月の時に受けました。
最初のヒートが来る前だったので、一度も私たちもRも経験することがありませんでした。
最初の動物病院は、私たちの考え方とは違っていました。
毎年の健康診断が必須、フィラリアの血液検査・検便等も必須でした。
調子が悪い時に電話をした際、休診だったら留守番電話にメッセージを残すことなく電話を切るのですが、必ず折り返しの電話があって、連れてくるように言われます。
結膜炎の診断が出た際も一通りの検査をし、抗生物質と目薬の処方で3万円ほどかかった記憶があります。
Rが2歳くらいの頃から、今の動物病院に変えました。
私は在宅で時々SOHOの仕事をしているのですが、当時はDMの封入作業の仕事もあったので、出社して封入作業の仕事をしていました。
その時に知り合った方に、今の病院を紹介してもらいました。
今の病院の先生は、『人間の自己満足に終始する治療は決してしない』ということを大切にされています。
いかなる状況下であっても、動物たちのための治療を模索するのが先生の考えです。
1代目コーギーRの最期も、入院はせず、家で看取りました。
もしかしたら何か治療ができたのかもしれませんが、変性性脊髄症も患っていたことと高齢犬だったので、家で看取ってよかったのだと思っています。
2代目ジャックラッセルテリア
ジャックラッセルのTは、先月の体重が4.6kgでした。
5㎏を超えるとフィラリアの薬の量が変わるので、散歩中の拾い食いの相談と避妊手術の相談もかねて受診をしました。
🧑⚕️「僕から避妊手術をおすすめはしていません」
と言われて、少し驚きました。
手術をしないという選択肢は、ないと思っていたからです。
先生は丁寧にメリット・デメリットを説明してくださいました。
メリット
- 卵巣と子宮の病気は起こり得なくなる(乳腺炎・乳腺腫瘍・子宮蓄膿症・卵巣嚢腫など)
- 発情によるストレスの軽減
- 咬むなどの問題行動・偽妊娠など
- 望まない妊娠を防ぐ
デメリット
- 手術をすることのリスク
- 太りやすくなる
- 手術をすることで発生しやすくなる病気もある
先生が飼われているのは、現在犬2匹と猫1匹です。
全て保護犬・保護猫だそうです。
シェルターからガス室にいく寸前のところで保護されているそうで、保護犬や保護猫を引き取る条件として、避妊・去勢手術をすることが必須なのだそうです。
望まない妊娠を増やさないために、徹底されているのだそう。
とにかく急がされるので、早い子だと4ヶ月くらいで手術をすることもあるそうです。
そこまでお話を伺って、とても悩みました。
👩「先生がもし保護犬や保護猫ではない子を飼われるとしたら、どちらを選ばれますか?」
と伺ってみたら、迷わず
🧑⚕️「僕は手術をしない方を選びます」
と言われました。
病気になる前に切除するのではなく、病気になってから考えるというのが先生のお考えです。
🧑⚕️「ご家族でよく話し合って、決めてください。手術されるのであればできるだけ早い方が良いです」
家族で話し合うことにしました。
話し合った結果
夫と次男に話をしました。
夫もかなり悩んでいました。
次男は、『発情期の時に散歩に行くのが怖い』と言いました。
手術しなかった場合、発情期には雄犬に襲われる危険性があると言われたからです。
夫と相談した末に、手術はしないでおこうと一度は決めました。
ヒートの時、どうしようと不安になった私は、友達のMちゃんにLINEをしてみました。
Mちゃんと一緒の職場の頃、『仕事から帰ったらミニチュアダックスのココちゃんが血まみれになっていた』という話をしていたのを覚えていたので、避妊手術はしていないのだと思っていました。
Mちゃんから返事が来て、手術をしていると聞きました。
理由は、子宮などの病気のリスクと日中は仕事で留守にしがちなので、ヒートの際に見られないことだと教えてくれました。
Mちゃんの病院でも、積極的に手術は進めてはいなかったそうです。
迷い始めていた時に、保護犬のチャコちゃんに会いました。
チャコちゃんは現在5歳。
4歳半の時に手術をしたそうです。
80歳の飼い主さんが手放されて、保護犬として今の飼い主さんのところにきたチャコちゃん。
その80歳の飼い主さんは、なんと、ブリーダーさんだったそうです。
ドックショーに出る犬と繁殖犬と、両方いたそうで、チャコちゃんはドックショーに出ていた子だったそう。
それでも一度だけ出産も経験しているのだということでした。
ドックショーに出ていたチャコちゃん、どおりで気品があって、とても賢いはずです!
その80歳のブリーダーさんが廃業することになった時、噂が一気に広まって周りのブリーダーがわんこたちを狙っていたそうです。
その前に保護団体が入って、阻止したそうです。
保護犬にもいろんな事情があるのですね…。
まとめ
とても悩んだ結果、Tも避妊手術を受けることにしました。
当日の朝は絶食、お昼に連れて行って夕方には戻って来られるようです。
傷が治るまで2週間はかかるようなので、激しい運動は控えるようにしたいと思います。