今日は久しぶりのクレーム対応でした。
そして、睡眠改善薬依存症のお客様を発見!
2週間に一度は過剰に購入していきます。
なかなかお断りできずにいたのですが、3度目の正直で今日は対応できました。
ドラッグストアでの一日
クレーム対応
以前からなかなか改善されないのが、プライス差異です。
ドラッグストアでは、売れ筋のものは数カ所に分けて売り場があります。
1週間限定のお買い得品、1ヶ月限定のお買い得品、当店限定など、お買い得品が多すぎて、プライス変更が追いつきません。
レジ応援に入っていると、久しぶりにショートホープおじさんがやってきました。
手順通りにしないと不機嫌になるショートホープおじさん(通称SHおじさんとします)。
少し緊張しながらSHおじさんの対応をしました。
👨「ちょっと聞きたいことあるんやけど」
イレギュラーな発言にさらに緊張が走ります。
👨「これ、定番では◯円やのにエンドでは△円になっとる。どっちがほんまかきちんと答えてくれ」
手にはチョコレート菓子を持っています。
👩「大変申し訳ございません。確認いたしますね」
と言って、レジを通してみました。
運の悪いことに、◯円の高い方のお値段でした😨
こういう時、安い方のお値段だと何も言われません。
そして、たいていはレジに来る前に、その辺にいる従業員に確認するお客様が多いのです。
そのたびに謝る私たち。
こういうミスはどうやったら少しでも改善されるのでしょうか…。
社員が最終チェックをすればいいのですが、そんなことはする時間もないのです。
👨「それ一旦やめる。あんたのところ前もこんなことがあったがな。一体どうなってるんや」
そういえば、先輩パートNさんが以前SHおじさんにプライスのことを指摘されたと言っていました。
エンドという言葉を知っているなんて、ただものじゃないという話をしました。
ドラッグストアかスーパーの社員だったのかと想像します。
すぐに社員を呼ぶと🐴社員がやってきました。
売り場に走っていき、🐴社員が戻ってきて言いました。
🐴「申し訳ございません。やはりエンドの方が間違っておりまして、定番の方のお値段でございます」
👨「いったいどういう仕事してるんや。値段が違うってどういうことや」
🐴社員が言いました。
🐴「△円のお値段で会計してください」
22円値引きすると、SHおじさんの機嫌は直りました。
私は久しぶりですっかり忘れており、『ポイントカードはお持ちですか?』と聞いてしまったのですが、SHおじさんは機嫌よく
👨「持ってない」
と言いました。
お釣りをSHおじさんの手にインすると、なんと!
👨「ありがとう」
と言って去っていきました。
たった22円ですが、されど22円だと思いました。
22円、恐るべし!なクレームでした。
睡眠改善薬の対応
納品をしているとあのお客様を発見しました。
睡眠改善薬を大量買いする60代くらいのお客様です。
今度こそ大量買いを阻止しなければなりません。
『そのお客様が今度来られたら呼んでください』と言った🐷店長は休みです。
レジ業務をしている先輩パートSさんのところにいきました。
👩「睡眠改善薬を大量買いするお客様がきていて、今度その人がきたら🐷店長を呼ぶように言われてたんだけど…」
午前中にヘルスの納品をした際、睡眠改善薬のところをチェックしました。
空箱対応になってる…。
🐷店長がしたのだと思いますが、現物がどこにあるのかを知っているのはおそらく私と🐷店長だけ…。
先輩パートSさんに睡眠改善薬の場所をお伝えし、🐷店長が休みなので🐰社員にいうことにしました。
🐰社員に話すと、『睡眠改善薬大量買いの話は聞いています』と言い、『そのお客様がきたら呼んでください』と言ってくれました。
珍しく社員間で共有されていました。
睡眠改善薬依存症おばさん(通称依存おばさんとします)の偵察に行ってみました。
遠くからみただけでは睡眠改善薬がカゴに入っているか、見えませんでした。
食品も大量にカゴに入っています。
いつも、食品をたくさん購入し、カゴの底に隠すように睡眠改善薬を置いています。
ちょうど私がレジ応援に入っている時に、依存おばさんもやってきました。
Sさんのレジに行ったのですが、やはり睡眠改善薬の空箱が2つ出てきたようです。
私はSさんと目で会話をし、Sさんは言いました。
👩🦰「こちらはおひとり様お一つの商品となっておりますがよろしいでしょうか?」
一瞬、間がありましたが依存おばさんが『わかりました』と言っているのが聞こえてきました。
逆ギレしない人で良かったです。
どうか他店舗を渡り歩いて大量買いをしないで欲しいです。
chatGTPで調べてみた
睡眠改善薬に依存すると、以下のような状況が起こる可能性があります。
- 薬の効果が薄れる:長期間にわたって睡眠改善薬を使用すると、身体が薬に慣れてしまい、薬の効果が薄れてしまうことがあります。このため、ますます多くの薬を必要とするようになる可能性があります。
- 離脱症状:睡眠改善薬を依存すると、薬を中止すると離脱症状が現れることがあります。離脱症状には、不眠、不安、体の痛み、吐き気、嘔吐、頭痛などがあります。これらの症状は、薬を再び服用することで緩和されることがあります。
- 健康リスク:睡眠改善薬は、長期間使用すると健康に悪影響を与える可能性があります。例えば、高血圧、心臓病、認知症、依存症などが報告されています。
- 生活の質の低下:睡眠改善薬に依存すると、自然な睡眠を取ることができず、日中の眠気や集中力の低下など、生活の質の低下が起こることがあります。
睡眠改善薬は、一時的な不眠症の治療には効果的かもしれませんが、長期間にわたって使用することはお勧めできません
参考:chat GPT「睡眠改善薬、依存するとどうなる?」と検索
やはり怖いことが書いてあります。
睡眠改善薬は睡眠薬ではなく、改善薬なのです。
本当はちゃんと、依存おばさんと向き合ってお話しするのが本来の登録販売者の仕事なのだと思うのですが、私はやっぱり勇気がありません。
ダメダメ登録販売者です…。
まとめ
SHおじさんのいうことはごもっともです。私も「おっしゃる通りです」としかお答えできませんでした。
プライス差異の問題はとにかく、社員にもチェックしてもらって改善していくしかありません。
依存おばさんは、この店では購入しづらくなったと思ってくれたと思います。
誰が、どういう飲み方をしているのかもわかりませんが、どうかちゃんと病院を受診して不眠症が改善されることを祈るばかりです。