50代になってから、諦めることが増えました。
体力の衰え、老眼などの加齢による変化、記憶力の低下…。
40代までは考えられなかったことが次々と起こり、不安になることもしばしばです。
そんな中で直面したのが「転職活動」。
「やっぱり50代では採用されにくいのかな…」と、何度も落ちては自信をなくしかけました。
それでも、私は決断しました。
──「諦めない転職」をしよう、と。
不採用になっても、それは失敗ではなくひとつの経験に過ぎない。
この記事では、50代主婦の私がどのようにしてパート採用につながったのか、その体験をまとめています。
同じように悩んでいる方に「もう一歩踏み出す勇気」をお届けできたら嬉しいです。
諦めなければ、50代でも転職は可能
※悩んでいた時、私はこんな経験もしています。
👉 50代未経験の私がドラッグストア6社目で採用された体験談はこちら
「50代だからもう採用されないかも」と不安になることは多いです。
私自身も、履歴書を出しても返事が来なかったり、面接で落ちたりと、心が折れそうになったことが何度もありました。
それでも応募を続けるうちに、50代でも必要とされる場があることを実感しました。
年齢だけで判断されることもありますが、逆に「経験」や「真面目さ」を評価していただけることもあるのです。
「もう遅い」と思うのではなく、「これまでの自分の経験をどう活かせるか」を考えることで、50代からでも十分に転職のチャンスはあります。
パートでも我慢して働き続けない
前職の介護事務からドラッグストアに転職した時は、「もう転職はしない。60歳定年までここで働き続けよう」と思っていました。
40代の頃の転職とは、圧倒的な違いを感じていたからです。
40代までの私は「ここで働き続けるのは難しいな…」と思ったらすぐに辞めて転職活動をしていました。
会計事務所での入力業務、整形外科での医療事務、派遣会社雇用の法務局事務、介護施設での受付事務、循環器・消化器内科での医療事務。
パッと思い浮かぶものでこれだけあり、全て2週間以内に退職をしています。
どの職種も仕事が嫌だったわけではなく、職場の雰囲気や人間関係でした。
短期間で辞めてしまったことは申し訳なく思っていますが、40代の私は決断力も早く、辞めて良かったと後悔はしていません。
思いつきで応募しても不採用の連続に
「嫌な仕事はすぐに辞める」
その決断力が鈍くなったのは、50代になってからです。
介護事務を約8年続けてきました。
その間、何度も辞めようと思ったものの、待遇の良さがダントツで良かったので留まることができました。
それでも事業所の継続が怪しい噂やケアマネの訪問の送迎ばかりさせられて嫌気がさしてきたため、転職活動を始めたのです。
2年前に取得した、登録販売者の資格を生かした仕事をしようと決めました。
希望は調剤併設のドラッグストアでしたが、2社連続不採用に。
やっぱり50代未経験では資格があっても採用が難しいのかなと感じた時期でした。
「諦めないこと」も大切ですが、私は一度立ち止まった時間があったからこそ、自分の気持ちを整理できました。
👉50代で転職した私が、すぐに答えを出さなかった理由|迷った時間は無駄じゃなかった
50代は本当にパートに採用されにくいのか?
ネットでも「50代は採用されない」「未経験だと厳しい」といった声を多く見かけます。
実際、私も登録販売者の資格がありながら、未経験で2社連続不採用になったときは「もう無理かも…」と落ち込みました。
ですが、その後ご縁のあった職場では50代という年齢を理由に断られるどころか、「安定して働ける年齢層」として評価してもらえました。
50代主婦の強み:
- 子育てが一段落していて、急な欠勤が少ない人
- 「長く働きたい」という意思がある人
- 経験が少なくても、誠実さや柔軟さを伝えられる人
このような点を、面接でプラスに受け取っていただける企業はあります。
つまり、50代だからこそ強みになるポイントは必ずあるのです。
採用の確率がゼロなわけではありません。
「経験値を積む」「時間帯をずらす」「応募書類の見直し」
など、工夫しながら諦めない気持ちが大事だと感じています。
経験値を増やしておく
ネットで検索してもよく見かけるのは「資格があっても未経験ではなかなか雇ってもらえない」というものです。
本当にその通りで、今のドラッグストアに採用になったのはかなり運が良かったからです。
採用してくれた当時の店長には、本当に感謝をしています。
当時の店長は50代を積極的に雇っていたようで、年齢もマッチしていたのが功を奏しました。
50代を積極的に雇う理由を前店長に直接伺ったことはないのですが、
ズバリ、「シフトに穴を空けない」からだと思います。
50代という年齢はほとんどの方が子育てを終了しているか、
終盤に向かっているので「子供の突然の体調不良」や「学校行事」などで休むことはありません。
シフト制の仕事では「できるだけ突然休まないこと」は強みになると思います。
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資格よりも大切だと感じたこと
そして、資格を取得するよりも経験値を増やしておくことの重要さが身に沁みています。
ドラッグストアと掛け持ち勤務をしている介護事務は、経験者ということで即採用になりました。
ドラッグストアでもすでに経験値を積めた私は、スーパーマーケットなどにも応募できるチャンスがあると思っています。
レジ業務や品出しはスーパーでの業務と同じなので、経験者として見てもらえるのかなと思います。
倍率が高そうな時間帯は避ける
経験値があっても、倍率の高そうな時間帯の応募は避けた方が良さそうです。
例えば平日の9時から14時は幼稚園児ママさんも働ける時間帯なので、倍率が相当高くなります。
倍率が高くなると、面接もしてもらえずに書類選考で不採用になることも多々あります。
面接もしてもらえないなんて、やっぱりショックな出来事ですよね。
とはいっても夜の時間帯は、周りは学生さんたちばかりでうまくやっていけるか不安な方もいらっしゃるでしょう。
そんな方は昼間から夕方の時間帯、12時から18時までの時間帯が穴場だと思います。
学生さんは学校が終わってからバイトに来るには17時でも厳しめのようなので、18時までの時間帯に働ける人は重宝されるはずです。
もしもに備えてのサブ候補を持つ
50代からの転職を諦めない!とはいっても、不採用になり続けるとそれは凹んでしまいますよね…。
そんな時に心の支えになるのが副業です。
副業なんて、私には無理だと思っていませんか?
掛け持ちパートをするだけじゃなく、在宅でできる副業もあるんです。
副業があると心の余裕が生まれる
私は今年の1月からライターの仕事を始めました。
最初はブログの記事代行の仕事でしたが、SEOもPREP法もよくわからないまま書いてしまい、大ダメ出しをくらいまくり、かなり凹んだのです。
でもここで諦めてはいけないと、校正の仕事をクラウドワークスやランサーズで検索して、複数の応募をしました。
実績のない私でしたが、ブログをしていたこともあってか、1件のクライアントさんから採用していただけたのです。
現在はYouTubeチャンネルの台本作成をしています。
SEO対策もPREP法もあまり意識をしなくて良いので、のびのびと仕事ができています。
単価は安いのですが、何よりもその台本を書くにあたって、検索をしたり本を読んだりして徹底的に調べるので知識が身につくのが嬉しいです。
それを生活にも活かせるので、単価は安いけれど良しとしています。
副業の収入は月に5000円から1万円程度ですが、もしも本業が嫌になっても副業があると収入がゼロになることはありません。
ゆくゆくはライターの仕事だけでやっていきたいという思いもあります。
オンライン秘書の仕事にも興味があるので、事務職としての作業ももっと勉強していきたいと思っています。
ライターやオンライン秘書の仕事は、対面で働くほどは年齢制限がないと思うのです。
実際にライターの仕事は50代・60代の方向けの内容なので、50代でも十分挑戦できる仕事だと実感しています。
今後は介護事務を本業に、副業にも力を入れていく
現在の私は、ドラッグストア勤務と介護事務の”ダブルワーク”。
どちらも好きな仕事ですが、両立の難しさに悩む日々もありました。
そんな中、ドラッグストアで今月のシフト時間を減らされてしまう出来事があったんです。
「あなたは必要ない」というメッセージのように感じ、ショックを受けました。
他のパートさんは誰も減らされていなかったので、正直落ち込みました。
その反面、介護事務の方では「時間を増やしてもらえないか?」と声をかけてもらえたんです。
「必要とされている」という実感があって、心が救われた気がしました。
この経験をきっかけに、「これからは介護事務を本業にして、副業にも力を入れていこう」と決意しました。
今までの経験を無駄にせず、ライター業や在宅ワークも並行して、柔軟に働いていくつもりです。
まとめ|50代からの転職と将来への備え
※この先の働き方に迷っている方へ
👉50代主婦が掛け持ちパートを選んだ理由|実際のメリット・デメリットと無理なく働くコツ
50代は、子育ても落ち着いて老後を意識し始める時期。
「年金の支給年齢が上がるかも」「国民年金の負担が増えるかも」──そんなニュースを耳にするたびに、不安を感じることもあります。
けれど大切なのは、不安に縛られて立ち止まることではなく、働き続ける選択肢を持つことだと実感しています。
パート勤務だけでなく、ライターなどの在宅ワークや副業も組み合わせながら、自分らしく働く未来を描ける。
社会の変化に振り回されず、できることを一歩ずつ積み重ねることが、これからの安心につながると思います。
そして、この私の経験が同じように悩む誰かの背中をそっと押せたら嬉しいです。


