4月から納品に追われる毎日ですが、昨日久しぶりに医薬品の接客をする機会がありました。
毎回あとから思うのですが、お伝えしなければならないことが抜けています。
不意打ちの接客にも対応できるように、常に頭の中にTo Doリストを置いておかなければ…
ロキソニンSテープ
高齢男性のお問合せ
納品をしていると、高齢男性に声をかけられました。
👴「すみません。ロキソニンテープはありますか?」
手には病院処方のロキソニンテープ100mgを持っています。
👴「これは病院でもらったものだけど、同じものが欲しいんです」
すぐに外用薬コーナーに移動し、ロキソニンSテープをご案内しました。
医療用と同じだったかが不安だったので、すぐに転任して来た社員(30代後半・男性)に聞きに行きました。
👨⚕️「医療用とは別のものになると思います」
そう言われたので、お客さまにも医療用とは少し内容が違う旨をお伝えしました。
それでも購入されたいようで、「妻が使うので」と言われました。
ロキソニンSテープ7枚入りは在庫がなかったので、次の入荷を確認したら4日後でした。
それなら14枚入りを…というので私が商品を手に取ったのですが、よく見ると肩に貼ってあるパッケージ。
これは小さすぎるのではと思いお客さまにお伺いしたら、奥様が腰に貼るためのものとのこと。
ロキソニンSテープL大判サイズがぴったりです。
7枚入りを2箱購入されました。
接客後に復習
接客後に気になってパッケージを見てみました。
(成分)ロキソプロフェンナトリウム水和物
(分量)膏体100g中 5.67g(無水物として5g)
…よくわかりません。医療用の100mgと何が違うのだろう?
気になったことはすぐに検索する習慣がある私。
家に帰ってひと段落した時に、早速検索してみました。
『ロキソニンSテープ 市販薬と医療用 違い』と入力。
すぐに出てきてガーン😱。やらかしました…
ロキソニン®Sテープは7cm×10cmとなっており、医療用のロキソニン®テープ50mgと同じです。 ロキソニン®SテープLは10cm×14cmとなっており、こちらは医療用のロキソニン®テープ100mgと同じです。 これも主成分はもちろんの事、添加物まで医療用と同じになっています。
EPARKくすりの窓口 を参照
なるほど、製造会社が同じ第一三共(ヘルスケア)さんなのですね。
完全に勉強不足でした。お客さまに申し訳ないことをしてしまいました。
社員に確認はしたけれど、私自身が知っておく知識でした。
そして、改めてyoutubeで勉強し直しました。
ヤマナオ会議室
- 貼り替えるタイミング⇨これを伝えられるようになるとベスト。
- 湿布にこだわらなくて良い⇨在庫がない時はゲルやスプレータイプもご案内できる。
- 連続して2週間以上使用しないでください⇨これは重要
おすすめ市販薬を最速で選ぶ
- 1日に2枚まで。普通サイズは4枚まで。⇨枚数にも注意する。
- 飲み薬との違い⇨副作用が違う
さらに、ロキソニンテープEXとの違いも勉強しました。
膏体100g中のロキソプロフェン水和物の分量が多いので、効果が高いのだと勘違いしていました。
- 効果は同じ
- 成分が2つプラスされている
- 厚さが薄いのでパップの代わり
新発売になった時に情報を見たはずなのに、頭に入っていませんでした。
まとめ
勉強してもすぐに忘れてしまうので、何度も繰り返し勉強しなければと思いました。
今回は、病院で処方されたと言うことに安心してしまい、お伺いするべきことを勝手に省略してしまい反省です。
もう少し丁寧な接客を心がけるよう努めます。