社宅での試練はまだまだ続きます。
三つめの社宅は、借り上げ社宅でした。
阪神淡路大震災の影響もあって、借り上げ社宅を一旦廃止にするというお達しが会社から出ました。
その代わりに新しく会社所有の社宅を作るので、そこに集結するよう言われました。
またもや転勤ではない引っ越しです。
それでも今回は、残るという選択肢がなかったので、引っ越すことになりました。
四つめの社宅
古い社宅へ
本来は、新しくできる社宅に住む予定でした。
内覧会があったので見に行きましたが、長女がまだ1歳6ヶ月だったので親子3人で住むには広すぎます。
しかも、社宅の家賃が2倍以上になるというので、若かった私たちは生活が苦しくなる…。
そこで、既存の社宅で空いているところを探してもらい、大阪府に引っ越すことになりました。
そこは古いのですが、改装しているので中は綺麗でした。
家賃も三つめの社宅とそれほど変わらず、駅までも近いし公園はすぐ隣にあります。
社宅内には畑もなく(笑)、代わりに遊具や砂場がありました。
同じように若い夫婦で、新しい社宅は家賃が高いという理由で引っ越してきた世帯が2世帯ありました。
社宅ごとの決まり
その社宅は駐車場が狭く、場所によっては止めにくかったり倉庫のドアに当たって傷をつけられたりするところもありました。
社宅内で洗車する際は、100円を支払う決まりでした。
入居順に駐車場の場所が決まり、転勤で出た人の後に場所移動したい場合にも順番待ちがありました。
私たちよりほんの少し後に引っ越してきた若い夫婦Mさんは駐車枠のない場所に停めることになっていました。
ある日のことです。
若い夫婦Mさんの車が若い夫婦Yさんの駐車スペースに停まっていて、Yさんの車がMさんの場所のスペース外に停まっていました。
私は若いもの同士のつながりがあったので、理由を知っていました。
Mさんが車を買い替える予定があり、車庫証明が必要なのですが
駐車スペース外だと警察が見にきた時に審査が下りない
というのが理由でした。
車が入れ替わっていると言っても、前後だけなのです。
MさんもYさんも軽い気持ちでした。
私の家に、役員の人と仲良しのTさんから電話がありました。
Tさんは夫の上司の奥さんです。
👩🦰「Mさん宅とYさん宅の車が入れ替わって停まってるんだけど、何か聞いてる?」
といわれました。
👩「はい、新車を購入するのに車庫証明が必要だからと言っていました」
と私が答えたら、即座に怒られました。
👩🦰「困るわあ。そういうことはちゃんと事前に許可を取っておいてくれないと。駐車場問題はみんなとてもナーバスになっているんだから」
えっ???なんで私が怒られるの??
私は、彼女たちから話を聞いていただけなのに😓
怖い怖い怖い😨
すぐに、MさんとYさんに連絡をして伝えました。
なぜ直接聞かないで私に電話してくるのだろう…。
ほんと、社宅って怖いです😵
騒音問題
1歳6ヶ月の長女はまだ歩き方もおぼつかない時期でした。
長女は私を後追いしていたのですが、私がトイレに行ったりお風呂のお湯を入れに行ったり、夕飯後に家の中をウロウロしていました。
長女もずっとついてきます。
その時でした。
電話がかかってきました。
👩🦱「もしもし、○○です」
下の階の人です。なんの用事だろう?
👩🦱「さっきから歩く音がうるさくて、子供達が寝られないので静かにしてもらえますか?うちはもう寝る時間なので」
😱😨😱
時間は、夜の7時50分です。
下の1階の方は、小学生の男の子が3人います。
昼間はドッタンバッタンと、めちゃくちゃ走り回っているくせに、夜は8時に寝るので静かにしろだと??
逆に言わせて貰えば、長女がお昼寝の時間にめっちゃうるさいんですけど…😤
でもまだまだ夫は下っ端です。
そんなことは言えるはずもなく、
👩「申し訳ありませんでした」
と謝って、それからは夜の8時以降は部屋から出ないようにするか、移動するときは長女を抱っこして移動していました。
もうちょっとで、ノイローゼになりそうでした😨
その1階の人は、その後違う棟の3階に引っ越したのですが、その時も4階の人に
👩🦱「うるさいので静かにしてもらえませんか?」
と電話してきたそうです。
当時、4階の方のお子さんは1歳6ヶ月くらいでした。
騒音クレーマーですね😓
後にも先にも騒音のことでクレームをつけられたのは、その人だけでした。
まとめ
最初の社宅ほどではなかったにしても、当時40代前後の奥様たちとの付き合いは苦手でした。
途中で夫が転勤したのですが、なんとか通える場所だったので、4年間住みました。
最初の1年はしんどかったですが、後の3年間は今でも付き合いのある仲良しの奥さんが引っ越してきてくれたので楽しかったです。