我が家の長女は今年の1月で29歳になりました。
2年ほど前に長女から、「国民年金の学生特例追納をした方がいいの?」という相談を受けました。
つみたてNISAを解約して追納しようか検討をしていると言います。
夫とも相談をし、そのままつみたてNISAをする方が良いのではと伝えたところ、追納は見送りとなりました。
いよいよ追納期限10年まであと1年を切った今年、両学長のライブで学生特例追納が話題に。
🦁「国民年金は割に合うので、学生特例の追納はできる人はしたらいいと思うよ」
と両学長がおっしゃられていたので、この機に長女の国民年金の学生特例追納を私がすることにしました。
国民年金保険料の追納について
納付書を発行する
国民年金の保険料は納付書を使って支払いをします。
以前送られてきた納付書はとっくに期限も切れていて、手元にも残っていないので調べてみました。
「ねんきんネットを活用した納付書によらない納付」というページを見つけました。
長女のねんきんネットの登録は済んでいるので簡単にできそうと思ったのも束の間、
現在はシステムの都合により、当該サービスを停止させていただております(2024年2月2日更新時)
との記載がありました。
やはり納付書を再発行してもらうしかありません。
日本年金機構のホームページから国民年金追納申込書という書類をダウンロードして印刷し、年金事務所に郵送することにしました。
出典:日本年金機構
①国民年金申込書に個人番号または基礎年金番号を記入する。
②追納を申し込む期間等について記入する。
③郵送の場合はマイナンバーカードや免許証等の身分証明書の表裏のコピーを添付する
近くの年金事務所の窓口に持っていくことも可能ですが、行くまでの時間も考えると郵送の方が楽です。
年金事務所に事前に電話をしておいた方が良いのかと思って、長女が帰省した際に長女の住まいの最寄りの年金事務所に電話をしました。
まだ話が終わらないうちに
うちではできません!
と、無愛想に答えられたのが「街角の年金相談センター」
改めて主要都市の「年金事務所」に電話をした時も無愛想に「郵送してください」と軽く言われました。
忙しすぎて余裕がないのでしょうか…。
書類を年金事務所へ郵送後、長女が関東の住まいに戻ってから1週間ほどして納付書が届いたようです。
これってどうするんだっけ?そっちに送ったらいいの?
支払いは私がすることになっていたので、長女に納付書を郵送してもらうことにしました。
何十万円のお金を長女に振り込んで、もしも追納せずに使われたら…と思ったからです。
そんなことはないと信じてはいるものの、私が払う限りはこの目で確かめたいとも思いました。
そして長女からの郵便が到着した時には…なんと!納付期間が過ぎてしまっていたのです!
国民年金の納付書の期限は年度末の3月31日。
書類を郵送したのが3月21日、年金事務所から納付書が届いたのが28日。
長女が関東から私たちの自宅の関西に向けて書類を郵送したのも28日でしたが、到着したのは4月1日だったのです。
以前は郵便は関西から関東宛でも平日2日ほどで届き、土曜日の配達もありました。
それが3日間かかるようになり、土曜日の配達はなくなったために日数がかかってしまったのです。
無知の上の失敗でした。
改めて、すぐに納付書の請求をしなおして、長女から私の手元に届いたのは4月24日。
今度は来年の3月31日までの期限のものがほとんどです。
長女の誕生日である1月分と2月分については有効期限が来年の1月31日になっていました。
振込をする
やっと納付書が届いたので、振込の準備をしました。
現在は年金の振込について、スマホでの支払いは「d払い・auPay・PayB・PayPay・ LINEPay・楽天Pay」があります。
私は楽天Payで振り込むことにしました。
①楽天Payの請求書払いのボタンを押します。
②納付書にはバーコードがあるので「請求書のコードを読み取る」ボタンを押します。
③バーコードで読み取った金額が表示されるので、合っていたら「確認画面へ進む」ボタンを押します。
④このような画面になるので「スライドでお支払い」のボタンをスライドします。
⑤お支払いが完了するとこのような画面が出ました。
無事に支払いが完了しました。
領収書は出ませんが、こちらの画面から確認できます。
このように表示されます。
楽天Payで支払う場合、少しわかりにくかったのが楽天キャッシュにチャージする必要があることでした。
③の画像でおわかりいただけるように、下の方に楽天キャッシュのポイントが記載されています。
楽天キャッシュの残高が足りない場合にはチャージをする必要があるのですが、私の場合はこんな画面が出てしまいました。
確認してみると…
もしかしたら最近楽天カードを新規で作成したことも関係しているのかもしれません。
全部で19万円ほどのチャージをしたのですが、何日かに分けると成功しました。
1日の上限は私の場合は10万円のようで、2日ほど開けるとまたチャージができるようになっていました。
楽天カードから楽天キャッシュにチャージをすると、0.5%のポイントが付与されてさらに楽天Payでの支払いで1%のポイントが付与されるようですが、請求書払いでは対象外のようです。
※追記:2024年6月4日より、楽天キャッシュへのチャージのみでの0.5%付与は終了し、支払いをしたときに1.5%のポイントが付与されるのに変更になりました。
まとめ
国民年金保険料の追納の手順について、解説をしてきましたがいかがでしたか?
追納の期限が差し迫っての決断でしたが、私は追納をしてよかったと思っています。
年金制度が目まぐるしく変化して長女が65歳になる頃にはどうなっているかもわかりません。
それでも、長女が老後少しでも豊かな生活をできることを願っています。
次回の記事では追納についての考えや損益分岐点についても分析したので書いてみたいと思っています。