50代で転職したけれど…ブラック企業に気づいたきっかけ【前編】

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① パート転職のリアル

50代で転職したものの、「もしかしてこの会社、ブラックでは…?」と感じた瞬間。
そんな不安を抱える方は、実は少なくありません。

この記事では、実際に私が転職先で感じた違和感についてまとめています。
「こんな会社は危ない」と気づくきっかけになるかもしれません。

同じように悩んでいる方に、少しでも参考になればうれしいです。

入社後すぐに感じた違和感

求人に応募するときは、求人票の条件が全てだと思っています。

なので私は何度も何度も読み返します。

細かいところも熟読し、可能な限り面接でも質問します。

今回の求人の条件はこうでした。

①一般従事者:時給1,025円〜

②登録販売者:時給1,275円〜

(②については試用期間3ヶ月間は時給1,225円〜)

求人票において一番に目にするところです。

時給については、一般的なパートの仕事はほとんどが最低時給かなという印象なので、時給が魅力的でした。

そして働き方も土日祝は休みで平日の日中の働きやすい時間。

通勤は遠方になるけれど、全ての条件が揃うところなんてなかなかないし、この歳で採用してもらったのだから…と入社を決めたのです。

採用前に一度条件の話をしたいということで、呼ばれました。

その際に、『ドラッグストアとの掛け持ちが続くのであれば登録販売者として働くのはうちでお願いするのが採用の条件』だと言われました。

その時はもうドラッグストアでのシフトが決まっていたので、8月中は一般従事者としての勤務を私からお願いしました。

それならば時給は①になると言われたのですが、それは私の都合だし当然のことだと思ったので了承しました。

「9月からは登録販売者として働いてください」と言われていたのでドラッグストアの方にも伝えました。

👩「実はもう一社の方で登録販売者の仕事をすることになりました」

信頼できる上司に相談をしたら(🐷店長ではない😤)

👨「管理者ではないのであれば、掛け持ちでも登録販売者としてうちでもそのまま働いてもらっていいですよ」

と言ってもらえたので、ドラッグストアでもそのまま登録販売者として継続しています。

(今月は月数回しかシフトを入れていませんが)

8月末に新しい雇用契約書にサインをしてほしいということで、違うフロアの総務課に行きました。

10月末までの契約で(試用期間3ヶ月のため)時給が①の1,025円になっていました。

👩(えっ?😨どういうこと???)

総務の方に聞いてみましたが、「僕らはよくわからないんです」としか答えが帰ってきません。

しかも「かおまえさんの勤務態度をみていると聞いています」と言います。

👩(なんですと?私、何かやらかしたのでしょうか?😨)

思い当たるとしたら台風の影響で実家帰省が延期になってしまい、お休みを1日いただきたかったので欠勤扱い覚悟でいただきました。

その欠勤1日が影響しているということ???

その日は悶々としながら仕事を終えました。

「辞めたい」と思ったきっかけ

その日の夜、夫に相談してみました。

👨「そんなもんおかしいやん。ちゃんと聞いたほうがええと思うよ」

更新契約書に押印してしまったのですが、それでも聞いたほうがいいと言います。

ネットで調べてみたのですが、求人票の労働条件との相違がある場合はハローワークや労働基準監督署に相談するよう書かれていました。

そこまでするならまだ日も浅いので辞めた方が良さそう…。

まずは次の出勤時に確認してみることにしました。

ブラック企業から逃げる決意

次の出勤時、『私の勤務態度をみている』らしき上司に勇気を出して聞いてみました。

労働契約書を持参して、みてもらいながら話すと

👨「ああ、なんかおかしいですね。総務に確認します」

と言われました。

その日の帰り際に呼び止められて言われたことが

👨「総務に確認したら面接の時にちゃんと説明したと言ってます。求人票と相違することもありますよということを了承してもらっていると」

はあ?そんなこと、全く聞き覚えがありません…。

二度目の面接の時だと思われますが、仮にそうだったとしても時給はいくらですよという明確な言葉は聞いていません。

総務の人は確かに9月からはこの①の時給ではないと言いました。

その話をしてみると

👨「総務は何も知らないから余計なことをいうんですよ」

👩(えっ?総務が何も知らないのに契約だけは担当するの?)

どんどん不信感が募っていきます。

また悶々として仕事をしていたらある社員さんに声をかけられました。

👩‍🦰「あやふやにされるから気をつけて」

👩(えっ?これは常套手段なのか…?)

考えれば考えるほど納得できません。

知り合いの薬剤師さんに相談してみました。

コンプライアンス違反?「いますぐ逃げて」の言葉で決意

​​「コンプライアンス違反」の可能性があると教えていただきました。

コンプライアンスの3つの基準は

①法令を守ること

②社内規則を守ること

③社会倫理に沿った行動をすること

だそうです。

時給の相違だけではなく、他にも気になることがあったのですが、ここでは割愛します。

それに関してもこのコンプライアンス違反の可能性があるということでした。

いますぐ逃げてください

この言葉が私の心にとても響きました。

不安からだんだんと怒りに変わってきて、これはもう辞めるしかないと思えてきました。

辞めることを伝える時は精神的にキツいのですが、ここを乗り越えないともっと大変なことになります。

そんな危険な会社で働き続けることのほうが精神的ダメージを受けそうだと思いました。

まとめ

次の出勤時に、退職の意思を伝えようと思っています。
本当はすぐにでも辞めたいところですが、契約書には「辞めるときは1ヶ月以上前に申し出ること」と記載されています。
決められたルールなので、あと1ヶ月は頑張って働こうと考えています。

また一から転職活動となりますが、これ以上モヤモヤを抱えて働き続けるよりも、前向きに行動した方がきっと自分のためになる。
そう思えるようになりました。

同じように悩んでいる方も、自分の心と体を守る選択をしてほしいと心から思います。
またこの先、良い報告ができるように、私も行動していきたいです。

🔗 【このシリーズはこちら】

▶ 【中編】ブラック企業だった…50代パートが辞めようと決意した理由

▶ 【後編】50代でブラック企業を辞めたその後|辞めてよかったと思えた理由

🔔【次回|再出発編へ】

このあと私は再び転職活動を行い、心身ともに穏やかに働ける職場を見つけることができました。
次の記事では、50代で再スタートを切った私の転職活動と、その後についてお話しします。

【再出発編|50代主婦が転職をくり返して見つけた、心穏やかに働ける職場】

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