先日、朝のわんこの散歩から家に到着し、なにげなく車をみると結構な傷がありました。
左下のバンパーです。
すぐに夫を呼び、夫も車の傷を確認。
私も夫も心当たりはないけれど、もしかしたらどこかの駐車場で当て逃げされたとか、道行く人に傷つけられたとか…
夫が傷をじっくり見ながら分析をし始めました。
家計管理の敵、厄介な出費
夫の分析
私がやいやいと騒いでいるのとは裏腹に、夫はずっと冷静でした。
👩「私は思い当たりがないからぶつけてないと思うけど」
👱♂️「ワシもぶつけてないで」
我が家は道沿いで小中学生の通学路にもなっており、犬の散歩などでも頻繁に人が通ります。
もしかしたら外部からの傷なのかと思ったのですが、夫は言いました。
👱♂️「これは道ゆく人がつけた傷ではないと思う。運転していた者はぶつけた時に結構な音がしているはず」
よく見るとバンパーが外れかかってます😱
私たち夫婦に心当たりがないとすると、我が家で運転者として残るのは大学生の次男です。
次男は運転が好きで、徒歩でもいけるコンビニでも車を使っています。
免許を取得して2年が経ち、今まで違反や事故をしたことはありません。
次男がバイトに行くため、起きてきたところに即座に聞いてみました。
👩「車に傷がついてたんやけど、心当たりない?」
👨🦱「…知らんなあ」
目をあわせないしなんだか怪しい…。
それでも決めつけるわけにはいきません。
それ以上追求はできず、次男はバイトに行きました。
次男がバイトに行った後、夫と2人で話しました。
👩「絶対次男が怪しいわ」
👱♂️「ドラレコみたらすぐわかるわ」
夫がドラレコを再生することになりました。
車を購入して4年近く。
幸いにも一度もドラレコを見たことがなかったので、どうやって見るかがわかりません。
SDカードを挿入するにも、私たちの MacBookには挿入する場所がない😵
家電量販店でUSB挿入タイプのコネクタを購入し、PCで確認しました。
👱♂️「残念ながら映ってなかったわ…」
購入してから一度も見てなかったドラレコ。
保存容量が少なすぎて、前日に出かけた時のデータしか残っていなかったのです。
ああ、悔しい。証拠がないから次男とは言い切れない。
直すにしても結構な金額だろうと予測しました。
ディーラーと保険会社に電話
夫はまずディーラーに電話をして修理の見積もりをしてもらうことにしました。
見積もり金額は89,000円。
思っていたよりも高い金額です。
我が家の車は障害物があるとセンサーがなる機能がついているため、バンパーを交換するとセンサーの調整もしなければいけないため、高い金額になるとのことでした。
自動車保険は車両保険に入っているため、夫は保険会社にも電話をしました。
車両保険を使った場合、免責金額はない契約なので支払いはないけれど、3等級保険の等級が上がるので、3年間で上がる保険金額は92,000円の負担になると言われました。
なんという微妙な金額…。
今年の1月からマネーフォワードを使って家計管理を始めたところなので、車用の予備費は貯金してあるので払えなくはありません。
それでも夫は「せっかく貯金したお金が一気に減るのは嫌だから」というので、車両保険を使う方向で、ある行動に出ました。
犯人はやっぱり思った通りだった
車両保険を使うと決めた夫は、夕食の時に次男にこう問いかけました。
👱♂️「車の修理やけど、車両保険を使うことにした。」
👱♂️「車両保険を使うのに警察に事故証明を取らないといけないかもしれないんやけど、お前ほんまに心当たりはないやろな?」
👨🦱「そういえばもしかして…あの時かも」
👨🦱「インフルエンザに罹った時に病院まで車で行った時。あの時当たったかも」
末っ子の次男は、本当に小賢しいのです。
高熱を出したその日は雨が降っていて、私は仕事だったので車で病院に行ってもいいと言ったのは私です。
それにしてもその病院に行ったのはもう10日以上前のこと。
バレないのをいいことに、ずっと知らん顔してその後も車に乗っていたのです。
きっと怒られると思ったのでしょう。
それにしても正直に言わないどころか、バレてからもとぼけたふりをして、本当に腹が立ちましたが夫は怒っていなかったので、私はその後もネチネチと嫌味を言い続けました。
修理を依頼
正式に車両保険を使うことにし、ディーラーに修理を依頼しました。
代車特約をつけていたということで、せっかくだから同じ車種の代車を借りようということになり、ディーラーにお願いしました。
最短で修理ができるのが1週間後。
できるだけ早く直したいこともあり、私が出勤前に車を持っていき、代車で帰ってくることになりました。
ディーラーに行ってみると、代車は新車でドキドキするわ、家とディーラーの往復でもガソリンは必ず満タンにして欲しいと言われるわで、代車特約なんて使わなければよかったです。
ディーラーで借りるいつもの代車だと、家との往復くらいならガソリンは入れなくてもいいですよと言われるのに、外部に借りた代車なのでガソリン満タンは必須だということでした。
無事に車は直って、その後の保険の等級はきっちり3等級上がっていました。
次男には「とうとうこの車はあんたのせいで事故車になったわ」と嫌味を言っているので、車に乗る回数が格段に減りました笑
もしも怒られたとしても、正直にいうのは大切だということを学習して欲しいです。
まとめ
久しぶりの厄介な出費でした。
私は保険を使わずに貯金で払っても良かったのでは?と、内心は思っています。
我が家での車両保険の損益分岐点は、92,000円でした。
次男が大学を卒業し、この家を出たら運転者の年齢条件を「21歳」から「26歳」にするので、あと一年間の辛抱だと夫はいいます。
でもそれって元々事故をしなくても下がるはずだった金額なのだし、もしかしたら車両保険自体もいらないのかもしれません。
何はともあれ、大きな事故ではなく良かった出来事でした。